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1967年5月3日は、香山リカちゃんの誕生日です。 …といっても、コメンテーターとしても活躍している 精神科医のあの人ではなく、お人形のリカちゃんですね。 彼女は永遠の小学5年生という設定ですが、 まともに歳を重ねていたら、 それこそリカちゃんくらいの子供がいてもおかしくない35歳…でした。 (実際昨年は、「妊娠したリカちゃん」のお人形が売り出され、 話題になりましたっけ)
ところで、福島県の小野町というところに、 リカちゃんキャッスルと いうものがあるのを御存じでしょうか。 これは、おもちゃメーカー株式会社タカラの工場なのですが、 リカちゃん人形や、タカラのおもちゃの歴史などについての展示物を 見られる、ちょっとした博物館が併設されています。 たしか、1993年5月3日にオープンした折には、 「1967年5月3日生まれの方は入場無料」というような企画を やっていたと記憶しています。 私も、一応地元の施設ということで、2度ほど行ったことがありますが、 近所のお弁当屋さんには、「リカちゃんお弁当」というのが売られていて、 オマケでプラスチック製のチープなアクセサリーがついていました。 オムライスとスパゲティと揚げ物とか、そんなだったと思います。 (…といっても、もう4〜5年行っていないので、 まだあるかどうかは不明です)
さて、こちらのリカちゃんキャッスルには、 この映画のヒロインも、来日時に足を運んだといううわさです。
きのうの夜は… About Last Night... 1986年アメリカ エドワード・ズイック監督
カルト的と言いたい人気を誇る映画 『セント・エルモス・ファイヤー』でも共演した ロブ・ロウとデミー・ムーアが恋人同士で、 けだるい独特の雰囲気の、 それでいて「よくある青春恋愛もの」的な映画ですが、 実は、:原作が脚本家のデヴィッド・マメットだったりします。 映画というより演劇がお好きな方に、特にピンと来る名前では?
不倫疲れのOLデビー(ムーア)は、 ひょんなことから知り合ったダニー(ロウ)という青年と気が合い、 お互いを縛らない関係でいるという約束のもと、同棲し始めますが、 言うは易く、行うはナントヤラで、そうそううまくいくものではありません。
この映画、 「エッチのシーンと、怒鳴り合いのシーンしか覚えていない」 と言っていた人がいましたが、 全く違う人間同士が、妥協も譲歩もなく 生活をともにするとどうなるか、ということを 端的に表現していたように思います。
2人の場合、言いたいことを言い合って、傷つけ合いもして、 結局どうなってしまうのかは、ごらんになってのお楽しみです。 1つだけいえば、決して悲恋ではありませんでした。 (この程度なら、ネタバレにはならないと思いますので…)
デビーとダニーのそれぞれの親友ジョーン(エリザベス・パーキンス)や バーニー(ジム・ベルーシ)も、しっかりと脇を固めていて、 地味だし、テーマがテーマだけに、軽んじられそうな作品ですが、 見てみれば、「期待していなかったけど、結構いけた」とおっしゃる方も、 いるのではないかと思います。
まだ自前の素材で勝負していたと思われるデミーのかわいらしさは、 かなり見ものです。 (最近は、どの辺が自前でどの辺が…というのを確かめようにも、 映画自体に出てくれないので、ちょっと寂しいところですが)
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