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2002年04月14日(日) 映画よろず屋週報 Vol.1 2002.4.14

毎週日曜日は、配信を始めたばかりのメールマガンジン
「映画よろず屋週報」のコピー&ペーストをさせていただきます。
まだまだ何かと模索中ではありますが、
HPのトップページに入会用フォームがありますので、
興味を持ってくださった方、入会、御一考を!


*****映画よろず屋週報 Vol.1 2002.4.14*********************

皆さん、初めまして。御入会ありがとうございます。
私は、メールマガジン「映画よろず屋週報」を皆様にお届けする、
発行人兼管理人兼配達人の「ユリノキマリ」と申します。
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             特集「長期戦の美しさ」

私ごとですが、先日、2001年度米国アカデミー賞の作品賞を受賞した
『ビューティフル・マインド』を見ました。
ラッセル・クロウが、実在のノーベル賞学者であるジョン・ナッシュを
熱演していましたが、
彼は精神分裂症で、病気と闘いながらの学究の日々を、40数年に
わたって送ったのだそうですね。
(映画の最後で、
「彼は今も、徒歩でプリンストン大学に通っています」
の一言が添えられていました)
うるわしい映画的演出は随所に見られたものの、
一朝一夕にはいかないものに、真摯に取り組む姿というのは、
短気な私としては、もうそれだけで芸術的だとさえ思いました。

そこで、このメルマガが細く長く続けられればいいなあという希望もこめ、
長期にわたる物語を時系列的に、
あるいはちょっと変化を加えながら見せてくれた映画を特集します。

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○ビューティフル・マインド A Beautiful Mind
2001年アメリカ ロン・ハワード監督

上記のとおりですが、作品賞受賞に恥じない、
骨太にして娯楽性もあるすばらしい作品でした。


○ドライビングMiss.デイジー Driving Miss Daisy
1989年アメリカ ブルース・ベレスフォード監督

ユダヤ系の老婦人(ジェシカ・タンディ)と
黒人運転手(モーガン・フリーマン)の20年にわたる交流
乗り換えられる自動車の種類と社会事件で時の変遷が見えます。
全体に静かでさりげない物語なので、
ちょっとした「事件」の演出が針小棒大に見えてしまうのが玉にきず?


○愛を乞うひと Begging for Love
1998年日本 平山秀幸監督

壮絶な児童虐待シーンばかりが話題になりましたが、
原田美枝子がまるで正反対の1人2役を無理なく演じています。
彼女の演技と、無気力そうな「バナナ・ボート」の歌声が印象的。


○チャーリング・クロス街84番地 84 Charing Cross Road
1986年イギリス/アメリカ デビッド・ジョーンズ監督

管理人ユリノキマリの、生涯ベスト1候補作品です。
NY在住だった実在の作家ヘレン・ハンフ女史(1997年没)が、
理想の古書を求めてロンドンの書店に注文したことから始まる、
雇われ店長との20年間の交流を描いた、信頼と親愛のラブストーリー。
ハンフ女史をアン・バンクロフト様(大ファンなんです…)、
店長フランク・ドエルをアンソニー・ホプキンスが演じていました。
……この作品はもう好きで好きで好きで好きで…なので、
また何かの折に取り上げさせていただくかもしれません。

○愛と追憶の日々 Terms of Endearment
1983年アメリカ ジェームズ.L.ブルックス監督

娘命!の母親をシャーリー・マクレーンが好演していました。
デブラ・ウィンガーの、苦労知らずのお嬢ちゃんから一転、
冴えないおかあちゃんを情けなく演じた挙げ句……という展開も
泣かせました。
すこぉし年とってから見た方が、しみる作品かもしれません。


このテーマで取り上げるべき作品は、もっとあると思いますが、
きょうのところはこの辺で。
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お誕生日1週間(4月14日〜20日)★は故人
4/14 ロバート・カーライル(1961)
4/15 エマ・トンプソン(1959)
4/16 チャールズ・チャップリン(1889)★
4/17 ウィリアム・ホールデン(1918)★
4/18 ジェームズ・ウッズ(1947)
4/19 ダドリー・ムーア(1935)★
4/20 ジェシカ・ラング(1949)
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実は、メルマガをつくってみよう!と思い立ったはいいものの、
きちんとしたひな型や構想があったわけではなくて、
全くの手探り状態です。
スタイルも、ころころと変わっていくことでしょう。
こんな感じですが、おつき合いいただけれは幸いです。


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