Dailymovie
DiaryINDEXpastwill


2001年08月22日(水) 「とにかく、この人を見て!の映画」

本日8月22日は、誕生花ネタで。
今日の誕生花は、“鬱金(ウコン)”だそうです。
学名クルクマ(アラビア語で黄色の意)、
英名Hidden lilyという、
最近はその根の部分が健康食品としてもてはやされている、
ショウガ科の植物ですね。
花言葉は、「あなたの姿に酔いしれる」。
ならば、とにかく美しい役者が登場する映画でどだっ、
ということで、
次のような映画を御紹介したいと思います。

・『地下鉄のザジ』1960年/フランス
Zazie Dans Le Metro
ルイ・マル監督
脇役といえば脇役なんですが、
ザジがパリでお世話になる
ガブリエル伯父(フィリップ・ノワレ)の
奥さん役だったカメラ・マルリエが、
冗談のような美女でした。
この映画に出ていていいんだろうか?と思っちゃうほど。
といって、場違いというわけでもないのです。
ガラの悪いザジが、
この伯母にだけはよい子然と接するのが笑えました。

・『ジョー・ブラックをよろしく』1998年/アメリカ
Meet Joe Black
マーティン・ブレスト監督
実は、あんまり好きな映画ではないのですが、
ブラッド・ピットがただひたすら美しい…
という姿を見たければ、
これが一番ではないかと思います。
ここで触れるに当たり確認して、びっくりしたのですが、
マーティン・ブレスト監督作品だったのですね。
『ミッドナイト・ラン』のイメージが強過ぎたものですから。
また、アル・パチーノにオスカーをもたらした
『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』も
この人が監督でしたが、
作中、パチーノとタンゴを踊るガブリエル・アンウォーも、
このとき特別きれいでした。

・『恋しくて』1986(or87)/アメリカ
Some Kind of Wonderful
ハワード・ドイッチ監督
これは誰が何といおうと、
メーリー・スチュワート・マスターソンの映画でした。
学園のアイドルを、かわいいけれど?な感じの
リー・トンプスンに演じさせたのも、
実は偏に、M.S.マスターソンの引き立て役だったのでは?と
勘繰りたくなるほどにチャーミングです。
この後くらいにとられた、『友よ、風に抱かれて』という
ベトナム戦争周辺映画(フランシス・コッポラ監督)でも、
初々しい人妻をかわいらしく好演していましたが、
この人、ほかはどの映画で見ても、
美人という印象が余りないような…
顔だちはきれいだし、ムードはあるんですけどね。


ユリノキマリ |MAILHomePage