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2001年07月20日(金) |
ハンバーガーショップが登場する映画 |
今日7月20日は、1971年に東京は銀座・三越に マクドナルド1号店が出店されたことに因む、 「ハンバーガーの日」(1996年制定)だそうです。 そこで、ハンバーガーショップが登場する映画を。 といっても、何しろちょっとでも登場するだけなら数限りないので、 思い返してみて、比較的重要な役割を果たしていた映画を 特に取り上げたいと思います。
『ラヴソング』 1996/香港 Comrades: Almost a Love Story 甜蜜蜜(Tianmimi) ピーター・チャン監督 天津から香港に出てきたレオン・ライが、マギー・チャンと 初めて出会うのが、マクドナルドでした。 マギーは自分と母親の家を買うという目標のため、 バイトを掛け持ちしてお金を稼ぐのですが、その1つがマック。 物慣れた様子で客をさばくマギーに対し、 マック初体験のレオンは、注文をするにしても、 「ハンバー“バー”とコケーコケー(コーラ)」といった調子で、 トレイに敷かれている紙を、 きれいだから便箋にしようと持ち帰ろうとします。 あそこまで素朴だと、いっそかっこいいと思いました。
『ぼくの美しい人だから』1990/アメリカ White Palace ルイス・マンドーキ監督 ユダヤ系エリート青年のジェイムズ・スペイダーは、 「ホワイト・パレス」という仰々しい名のバーガーショップで働く イタリア系の中年女性スーザン・サランドンと出会います。 知り合うきっかけとなったのは、 スペイダーが仲間の分まで大量に買ったハンバーガーが、 包装紙だけで、中身が入っていないことに気づき、 お店にクレームをつけたことでした。
『アメリカン・ビューティー 』1999/アメリカ American Beauty サム・メンデス監督 広告代理店をくびになったケヴィン・スペイシーが、 気楽にバイトを始めたのが、バーガーショップでした。 妻アネット・ベニングの浮気を知り、 不気味な笑顔で応対するドライブスルーのシーンは、 しばしばテレビ等の映画紹介でも使われていました。
『リアリティ・バイツ 』1994/アメリカ Reality Bites ベン・スティラー監督 仕事をくびになった(このパターン、多いなあ)ウィノーナ・ライダーが、 とにかく収入源を得ようと、バーガーショップの面接を受けますが、 計算が苦手なのでボツになったようです。 大学の卒業生総代を務めるような秀才でも、 計算は苦手……という人が多い国なんだなあと、 勝手に納得しました。
『八月のクリスマス 』1998/韓国 Palwol Ui Christmas ホ・ジノ監督 具体的に店舗は出てこなかったのですが、 シム・ウナ演じる交通巡視員とその先輩が ランチをとろうとお店に入っても、 彼女たちの制服を見た客が取り締まりと勘違いしてみんな出ていってしまうので、 「営業妨害だ」と店から言いがかりをつけられ、 行き着いたところがマクドナルドのテイクアウト……というような、 ちょっとかわいそうなシーンがありました。 でもそんなとき、シム・ウナは買い物帰りのハン・ソッキュに出会い、 「春雨炒めつくれる?「ああ、うまいもんだよ」と言葉を交わす、 そんな微笑ましい展開になるのですが。
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