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2001年07月13日(金) |
誕生日のにおいのする映画 |
ははは。33歳になりました。 10年前には23だったし、20年前には13歳でした。 そして、30年前の記憶も、何となくあります。 我が福島県の県立磐城高校が甲子園に出場し、 準優勝した年でした。 当時はちょうどいわき市に住んでいたし、 東北勢がいい線いくと必ず出てくる、 「優勝旗は白河関を越えるか?」 の言葉が現実味を帯びた年だったので、 うちの両親を含む大人たちが浮足立っているのを、 子供ながらに感じ取ることができた、あっつい夏でした。
それは、ともかくとして。
何か記念になる映画1本に絞ろうと思うと、 浮かんでくるのは既出のものばかりだったので、 誕生日のにおいのする映画を羅列させていただきます。 最近、このパターン多いのですが。
『すてきな片想い Sixteen Candles』 1984年アメリカ ジョン・ヒューズ監督 主人公サマンサ(モリー・リングウォルド)は、 16歳のバースデイを家族じゅうから忘れられていたけれど、 私も大差ありませんでした。 母から3,000円もらい、2,800円で「ゲルニカ」 ( 戸川純と上野耕路のユニット)のテープを買って、 おつりで(なぜか)ロッ☆リアでアイスクリームを食べました。
『スリーパーズ Sleepers』 1996年アメリカ バリー・レビンソン監督 シェイクス(ジョー・ペリノー、後にジェイソン・パトリック)は、 少年院の中で、多分忘れたくても忘れられないような、 傷跡のような誕生日を迎えました。
『ペギー・スーの結婚 Peggy Sue Got Married』 1986年アメリカ フランシス・F・コッポラ監督 ペギー・スー・ケルチャー(キャスリーン・ターナー)は、 恋人チャーリー・ボデル(ニコラス・ケージ)から、 自分と彼が子供の頃の写真をおさめた ペンダントロケットをもらいました。 ヒューヒューです。
『ライフ・イズ・ビューティフル La Vita e bella』 1998年イタリア ロベルト・ベニーニ監督 主人公グイドの息子ジョズエの5歳の誕生日、 ユダヤ人グイド、ジョズエ、グイドのおじの3人が 強制収容所に連行され、 ユダヤ人でなかった妻ドーラは、 自ら収容所に入ることを希望しました。
『ボーイズ・オン・ザ・サイド Boys on the Side』 1995年アメリカ ハーバート・ロス監督 非常にいい加減で申し訳ないのですが、 ケーキにロウソクを立てる3大ヒロインの画ヅラは すぐ頭に浮かぶのですが、 あれって結局、誰の誕生日なんでしたっけ?
『ガープの世界The World According to Garp』 1982年アメリカ ジョージ・ロイ・ヒル監督
次男ウォルト亡き後、T.S.ガープ(ロビン・ウィリアムズ)と ヘレン(メーリー・ベス・ハート)の間に生まれた女の子には、 偉大なるグランマ(グレン・クローズ)にあやかって、 “ジェニー”という名前がつけられました。 事故で片目が義眼になってしまった長男ダンカンが、 生まれたばかりの妹見たさに パタバタと走ってくるシーンを思い出すと、 それだけで泣けてきます。 (涙腺、だらしないもんですから)
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