気ままな日記
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2007年06月15日(金) |
年金の加入照会に行けば…… |
巷で大騒ぎになっている年金問題。試しに相談の電話番号にダイヤルしてみたら、噂どおりつながらない。直接、社会保険事務所の窓口に行った方が、何時間待ちであろうとも、用が足りると思ったので、出かけた。 住所や苗字が変更になったり、転職の経験がある人は、記入漏れの恐れがあるという噂にあおられたのだ。 開庁時間も、7時までに延長されているらしいので、仕事を終えて直行。着いたのが、15分前の6時45分。 さぞかし混んでいるだろうと思いきや、事務所内にいる客は2,3人。番号札を渡されて受付票に記入して渡すと、5分も待たないうちにに名前を呼ばれ、コンピューターから打ち出された加入記録を見せられた。事前に自分の「こうであるはず」の加入記録をメモしていったかいがあって、照合もサクサク進んだ。 それにしても、対応に出た若い職員の、なんとも「芯まで疲れ切った」様子はとても印象的。態度が悪いとか、やる気がないとか、そういう次元をとっくに超えていて、もうとにかく朝から怒鳴られすごまれ嫌味を言われ、さんざんいやな思いをし続けた揚句、喜怒哀楽といった感情をすっかりそげ落としたようなぐったりとしたご様子。 「こんなことになったのは、俺たちのせいじゃないのに」といった内なる声が聞こえてきそう。 これまでは、役所の窓口できっぱりと「こうです」と言われれば、「はあ、そうですか」とひっこむしかなかったのだが、今回のお粗末な出来事を受けて、やっぱり自分でもある程度の知識を蓄えて出向かなくてはいけないことを思い知らされた。 今回は、幸いなことに記入漏れもなくわたしはひと安心だったが、あの若い職員も、きっとホッとしたことだろう。なんといっても、お役所というところ、閉庁間際に駆け込んでくる客に限って、ごねたり文句を言ったりすごんだり、とにかくこじれることが多いからだ。
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