ひびき(日々記)
「夢を叶えて 夢になりたい」

2005年06月05日(日) センバヅルと1周年

土曜は日中ずっと病院にいた

調子のいい日と悪い日が
交互にやってくる日が続いている

ただその悪い時を
「アクシデント」と捉えていた僕が
この長い看病の中で
「イベント」と捉えるようになりつつある

目の前で母ちゃんに起こることは
治るプロセスの途中で発生する「出来事」だ

新しい出来事があるたびにうろたえはする
けれど同じ事が起こった時にはもう対処の術はある

助からない病人に誤魔化しのなぐさめを言っているのとは訳が違う
本当に大丈夫なことは大丈夫と教えてあげればいい

新しい出来事が事なきを得た時は
「こうすれば大丈夫」ということを母と一緒に確認すればいい

午後7:30
妹と交代でスタジオへ向かう

バンの髪の毛がだいぶ伸びていて
コイツもなんだかんだで忙しいんやなと分かる

練習はもちろん出来てない

イケてる曲とイケてない曲
それぞれが二人ともにハッキリした
次のリハには間に合わせる

リハーサルを終えての帰り際
バンから手渡された『千羽鶴』

嬉しくてしばし言葉を失い
やっとこ口から出たのは
「…オレを泣かすなよ…」やった(笑)

みんなの思いに救われる

ありがとう
ありがとう
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日曜日
エントリーに遅れて歌わなかったけれど
スローハンド飛び入りライブショー1周年へ

沢山の人で盛り上がる中
ここでも沢山の人が心配してくださっていて
頭が下がる思いがした

ありがとう
ありがとう

去年マスター佐野さんが
最初に飛び入りの企画メモを見せてくれて
僕がポスターを作って始まったこのイベントは
名司会「宅間顕」師匠のおかげでパワーアップし
スタートからは見違えるほどのエエ場所になった

「歌う楽しみのみを分かち合う場所が必要だ」

歌い手それぞれ夢や野心や欲はあっても

『音楽は楽しい』

その原点を見つめ直せる場所を作る
プロもアマも関係なく歌える空間を提供する

佐野さんのこの思いを
僕はこれからもお手伝いしていきたい

帰り際に師匠が言った
「今は母ちゃんだけでええんやぞ」

「もう言うてるうちに戻ってきますから(^_^)」
生意気な口をきけただけ僕は元気になっていた


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