ひびき(日々記)
「夢を叶えて 夢になりたい」

2003年12月11日(木) 「派兵」と言うおじいちゃん

今回の自衛隊イラク派遣のニュースで
インタビューを受けている人達の中

第二次大戦経験者と思われる高齢の方達が
「派遣」と言わず「派兵」と言うのに気がついた

リアルタイムで戦争を知っている人達にとって
自衛隊は当然のように軍隊なのだろう

アメリカ
イギリス
スペイン
オランダ

今回のイラク戦争を肯定した国々で
「派兵」という言葉を疑う人は一人もいない

それは各々どの国にも軍隊があるからだ
国が軍隊を憲法で認めているからだ

「自衛隊は軍隊ではありません」
政府は対国民にも対外国にもそう言う

こんな『まやかし』を誰も信用していないのに
「派遣」という言葉を隠れ蓑に使う政府と
自主的に派兵を派遣と言い換えているマスコミ

日本は「言霊の国」で
言葉の持つ超能力(錯覚に過ぎないのよ)にすがるやり方は
平安時代から何も変わっていやしない

こんな複雑な政治状況の中で
僕らがちゃんと自覚しておかなくてはいけない事実がある

呼び名が「自衛隊」にせよ「軍隊」にせよ
日本が現在保有している武器と兵力は
万が一日本を転覆させるには充分な力があるということだ
クーデターを起こすには充分な備えがあるということだ
対外国との戦争も可能な軍事力を保持しているということだ

呼び名が自衛隊のうちは
日本は絶対に軍国主義に戻らないのか?
呼び名が軍隊に変わった途端
日本はたちまち大日本帝国主義になってしまうのか?

バカバカしい
どっちも何も変わりはしない
これも言霊による『まやかし』なのだ

野党の一部もチャチな攻撃でしか与党に反発出来ないのは
根底で「自衛隊(軍隊)の必要性」を認めているからだ
武力放棄が甚だ危険である事を棚に上げて
与党勢力弱体化の手段として声高に「自衛隊解体」を叫んでいる
ここにも国民をたぶらかす『まやかし』があるのだ

『まやかし』に度々曇りそうになる目に
僕らは真実の目薬をさそう

おじいちゃんの言葉は
真実の目薬なのだと思う


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