木陰の本棚<書庫>
絵本と読み物のあれこれ

2004年12月03日(金) 急行「北極号」

来週、5年生の教室にこの本を持って入るので、
久しぶりに本棚から取り出して文章をチェックしていたら、
娘が、「読んで」と言ってきました。
この本を手に入れた頃、娘は幼稚園児。
まだ彼女に読むのはもったいなくて(!…笑)、
私だけで楽しんでいた本なのでした。

今年は朝小でも、
映画「ポーラーエクスプレス」の宣伝が載っていたりして、
彼女はそれを見ていたのか、
私が「ポーラーエクスプレス」と言うと、「ああ、知っている」と…。


読んだ後、娘がいいました。
娘「私もサンタさんの橇の鈴欲しいな。」

本当に…サンタさんの橇の鈴の音って、どんな音がするでしょう…♪

私「ミュージックボールのような音かな?」

娘「きっと、もっと素敵な音思うな…♪」


それからまた、娘が言い出しました。

娘「サンタさんを信じている人、手をあげて。」

娘と私「はい!」

娘「いっとき、ゆうちゃんはサンタさんがいるかどうか
わからないときがあったのだけど、
今は、いるって信じているよ。」

ママ「そうだね。ママもそう思う。…ママもプレゼント欲しいな。」

娘「サンタさん、ママの欲しいものも持ってきてくれたじゃない!」

ママ「え? そお?」

娘「だって、ほら。ママが欲しがっていた積み木を、
ちゃんと持ってきてくれたでしょ!」

はい、まったくそのとおりでした。(笑)



急行「北極号」
C.V.オールズバーグ/絵と文 村上春樹/訳

我が家にあるのは「河出書房新社」版です。
今は「あすなろ書房」からでています。
(絵の雰囲気が微妙に違う…。訳も少しかわったみたいです。)


 < 前のページ  INDEX  次のページ >


スズ [木陰でひと休み]

My追加