木陰の本棚<書庫>
絵本と読み物のあれこれ

2004年12月01日(水) 「オシリカミカミをさがせ」

今日、新体操のおけいこに行く電車の中で
「これはどお?」と差し出したら、
娘が一気に読んだ本です。
(おもしろかったからか、歩きながらも読もうとするので、
それは止めました…(^^;)

トイレで、正体不明のものにおしりをかまれる人が続出!
ユスは、その「オシリカミカミ」の正体をつきとめようと、
マンホールの下に入って行くのですが…。

スリリングでおもしろいというだけでなく、
人間のありようをさりげなく考えさせる味わい深い作品でした。
このオランダの作家さんの他の作品も読んでみたいと思います。

ところで、ヨーロッパの下水道って、トイレと直結なんですね。
日本の下水道は、どんなふうになっているんでしょうか…?
(うちはマンションだから、まずはマンションの浄化槽に行くと思うんだけど、
それから…?)
考えてみれば、下水の仕組みをよく知らないのでした。


オシリカミカミをさがせ!

リンデルト・クロムハルト/作 アンネマリー・ファンハーリンゲン/絵
野坂悦子/訳 朔北社


 < 前のページ  INDEX  次のページ >


スズ [木陰でひと休み]

My追加