木陰の本棚<書庫>
絵本と読み物のあれこれ

2003年03月07日(金) 「ポットくんとミミズくん」

真木文絵/文 石倉ヒロユキ/絵

かがくのとも2003年4月号(福音館書店)
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娘の大好きな「ポットくんのおしり」(福音館書店)…。

石倉ヒロユキさんの描くポットくんの絵が

なんとも愛らしくて、いいんです。

(それにはじめて子どもが出会うガーデニングの本としても、

とてもいい本なんですよ♪)

そのシリーズの新作が、かがくのともの4月号として出ました。

今回、スポットがあたっているのは「ミミズくん」です。

ガーデニングのおともとして、

ミミズに愛情をもっていらっしゃるという作者の思いが伝わってくる…

そんな仕上がりになっています。


雨上がり、道にどてっと寝そべっているふとーいミミズに出会うと、

思わず卒倒しそうになる私ですが…(苦笑)

どうやら娘は平気なようです。

(ま、子どもってそういうものですよね。

一体、いつから苦手になるんだろう…。)


ミミズというのは、せっせと枯葉を食べて、土に栄養をもたらし

土を耕してくれるありがたーい存在なのですよね…ふむふむ。

それにしても、ミミズって、ひとつのからだのなかに

おすとめすが両方あるおもしろい生き物だったんですねー。


今回、幼稚園の「えほんの会」で、

この本と「ポットくんのおしり」を、セットにして読みました。

まずは「ポットくんのおしり」。

幼稚園のテラスに

ちょこっと芽を出しているヒヤシンスの鉢植えがあったので

それを見てもらいながら読めたのが、とてもよかったです。

(それに、最後に水栽培で花が咲いているヒヤシンスも

先生がもって来て下さいました♪)

それから「ポットくんとミミズくん」。

わざわざ前の席に移動してくるお子さんもいたりして、

みんなが、この本を読む前から期待をしてくれていることが

わかりました。

そして…読みはじめると、ミミズの生態に興味津々!

特に、ミミズのたまごには、みんな乗り出して

食い入るように絵を見ていました。

うふふっ、春になって、土の中にミミズのたまごがあるのを

発見したりしたら、楽しいでしょうねー♪


今回の「えほんの会」で、今学期分はおわりました。

最後の会だったからか、

いつもよりもたくさんのお子さんが来てくださいました。

そして、ポットくんのおかげで

とても楽しい会になって、本当によかったです。(^-^)


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スズ [木陰でひと休み]

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