木陰の本棚<書庫>
絵本と読み物のあれこれ

2002年12月16日(月) 「わたしのいえはごにんかぞく」

トメク・ボガツキ/絵 エミリー・ジェンキンス/文 

木坂 涼/訳 講談社
___________________________________

図書館の新刊コーナーで、

柔らかなタッチの絵に惹かれて借りて帰りました。

中を開けると、見返しがまた、布張りの箱を開けたような、

そんな雰囲気で、それだけで、優しい気持ち…♪


わたしのいえは、ごにんかぞく。

にんげんがさんにん、ねこがふたり


ふふっ、猫も家族の一員なんですね。

ここの訳を「にひき」とせずに、「ふたり」とするところが、

この女の子の猫に対する思いを上手く語っている気がします。

そして、英語の題の「FIVE CREATURES」より、

「わたしのいえはごにんかぞく」という言い方が、好き…♪

絵が、暖かくてほんわかした家族にぴったり。

娘は、おふろがきらいな「3にん」に受けていました。

「おふろはいらないと、頭から芽がでるよねぇー」って。(笑)

↑(出典は「ゆきむすめ」)

何度も娘と優しい気持ちになりながら読みました。

うーん、お手元本にしたいな、この本。


 < 前のページ  INDEX  次のページ >


スズ [木陰でひと休み]

My追加