木陰の本棚<書庫>
絵本と読み物のあれこれ

2002年12月04日(水) ロッティーとハービー「ハービーのないしょのサンタ」

ペトラ・マザーズ/作  今江祥智&遠藤育枝/訳 

BL出版
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娘の大好きなロッティーとハービーシリーズのクリスマス篇です。

もうあと3日で、クリスマス。

ロッティーは仲良しのハービーと連れ立って、クリスマスツリーを

買いに出かけました。

町に出かけた二人、おいしそうなにおいにつられて、

ケーキ屋さんに入るのですが、

そこで、ハービーはとんでもないことをやらかしてしまいます…。


だれにでも、悪気はなかったのに、あることをしてしまい、

それを隠そうとして、よけいに自分を窮地に追い込んだ経験って

あるのではないでしょうか。

娘もねー、よく、自分が壊したくせに、

「おかーさん、勝手に壊れちゃった!」って言うんですけどね…笑。

家の中でおこった出来事なら、私もある程度把握して、

フォローのしようもあるのですが、

これから、娘が小学校に行くようになったら、

自分のしでかしたことが心配で、おそろしくて

幼い心ではおさまりきれなくて…ということが

おこるのだろうなぁ…などと、

この本を読みながら思った次第です。

(それで、自分の子ども時代の苦い経験を振り返っていたりする…笑。)



クリスマスの頃って、冬の海ですねー。

「なにもかもタオルのおかげ」の頃と違って、いかにも寒そうです。

(あ、この本では、もうドドは結婚しちゃっています。

あれれ?ドドの結婚のお話、邦訳版は出ないのかしらん?)



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スズ [木陰でひと休み]

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