木陰の本棚<書庫>
絵本と読み物のあれこれ

2002年09月04日(水) 「いやだいやだのスピンキー」

ウィリアム・スタイグ/作 おがわえつこ/訳

セーラー出版
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今日、久しぶりに図書館へ行きました。

しばらく娘は、徳間書店のジブリのシリーズを見ていましたが、

そのうち他の本も読みはじめました。

そして見覚えのある、娘が大好きなスタイグの本を見つけ、

「おかあさん、これ、借りる!」と持ってきたのが、

『いやだいやだのスピンキー』です。


最近、暑さのせいでしょうか、

娘に対してきつくあたってしまうことがよくあります。

そうして、娘が泣き出してしまった後に、

「あ〜あ」こんなおこり方しなければよかった…と

一応反省はするのですけれど、気が付くと、

また同じようなおこり方をしている自分がいます。


後でよくよく考えると、

親がよかれと思ってしていることに対し、

娘が「うん」と言わず、「いやだ」と言われることに、

腹を立ててしまっているんです、私。

娘にしてみれば、精いっぱい自分を主張しているのに…。


スピンキーは、自分をわかってくれない家族に対して

ストライキをおこします。

そんなスピンキーに対して、

家族のみんなは、あれこれと手をつくすのですが、

スピンキーの気持ちはおさまりません。

けれども…。


すねている子どもに対して、どうしていくか…

うん、えらいよね、スピンキーのお父さんもお母さんも。

(我慢強いわ…)

さて、私が、ここまで出来るかというと…うぅっ。

(小さくなる私…しゅるしゅる…)


最後の言葉は、私には耳が痛いです、はい。(苦笑)






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スズ [木陰でひと休み]

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