2002年06月16日(日) |
「こぐまのくまくん」 |
E・H・ミナリック・文 モーリス・センダック・絵
まつおか きょうこ・訳 福音館書店 __________________________________
「はじめてよむどうわ1」となっているとおり、
この本には、短いお話が4つ載っています。
その中で、娘が一番、お気に入りになったお話は
「くまくんのねがいごと」。
娘はよく、
「ゆうちゃんがちいちゃかったときのお話をして」
と、リクエストします。
このくらい(5歳くらい)の年ごろって、
自分の小さかった頃のお話を聞くのが、大好きなようです。
少し、自分の小さかったときのことに
興味を持ちはじめたのでしょうか。
それとも、親から自分が小さかった頃のお話を聞いて、
愛情の再確認をしているのでしょうか・・・
どちらにしても、そのお話を聞いているときの娘は、
とても満足そうで、嬉しそうです・・・。
そう、ちょうどこの本のくまくんのように・・・ね♪
センダックの描く、くまくんのおかあさんの視線・・・
こちらの気持ちまで柔らかく包んでくれる気がします。
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