木陰の本棚<書庫>
絵本と読み物のあれこれ

2002年06月09日(日) 「しのだけむらのやぶがっこう」

カズコ・G・ストーン・作 

こどものとも2002年7月号(福音館書店)
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竹を見ると、「夏」というイメージがあります。

やっぱり七夕飾りから、そう思うのでしょうか?

それとも・・・

竹の筒に入った水ようかん、

これが食べたくなるからでしょうか・・・。(笑)


ともあれ、笹をさらさらと揺らして渡っていく風、

夏には、それがいかにも涼しげな気がいたします。


娘の大好きなカズコ・G・ストーンさんの「やなぎむらシリーズ」。

小さな虫達が、色鉛筆で細やかに描かれている絵本です。


そのやなぎむらの隣に、近ごろ、

どうやら「しのだけむら」というのがあることが、

わかりました。

そして、しのだけむらの住人とは・・・

おぉ、

私がいつも目の敵にしている、蚊!それに蛾とは!

・・・いやはや、まいった、まいった。


けれど、カズコ・G・ストーンさんの色鉛筆にかかると、

蚊や蛾も、なぜだが愛嬌があって、

急に、親しみのあるものに、思えてくるから不思議ですね。


さあて、しのだけむらの七夕の夜に、

ちょっくら、出かけてみましょうかね、

どうやら、やなぎ村の住人も出かけるようですし・・・(*^^*)

あ、虫よけに長袖は必需品かしらねぇ・・・(笑)。


昨晩、また、ホタルを見に行きましたので、

今夜は『しのだけむらのやぶがっこう』と一緒に、

やなぎむらシリーズの1冊『ほたるホテル』(福音館書店)も

楽しみました。

シリーズものは、こうしてともに読むと、

よりいっそうお話が広がるので、大好きです。(*^^*)


ところで、今回の折り込みを見ていましたら、

カズコ・G・ストーンさんは、この虫達の世界を描くのに

500色の色鉛筆をお使いなんですねぇ!

あこがれの500色の色鉛筆♪

私もいつか、欲しいのよ・・・。

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スズ [木陰でひと休み]

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