木陰の本棚<書庫>
絵本と読み物のあれこれ

2002年04月10日(水) 「きつねのホイティ」

シビル・ウェッタシンハ・作

まつおか きょうこ・訳   福音館書店
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この本は、スリランカ の絵本です。

舞台は、スリランカの小さな村。

   その村には、アンゴウ、マンゴウ、ランゴウというなまえの

   元気のいいおかみさんが、とても仲良く暮しておりました。

   そして、村外れの森の中には、くいしんぼうぎつねのホイティが

   すんでいました。

   あるばん、ホイティは、アンゴウさんのおうちのまどから

   こっそりと夕飯の様子を覗き見し、

   なんとか晩ご飯にありつきたいと思いました。

   そして・・・ホイティはいいことを思いつきます・・・


スリランカという国には、モルディブへ行く途中に

飛行機のトランジットで立ち寄ったことがあります。

モルディブもそうですが、スリランカも赤道に近いので、

1年中、あたたかなところです。

そして、植物・・・実りが豊かなところで、

人々は、ゆったりと生活しているように思います。

このお話に出てくる、アンゴウさんたちの住む村も、

とても実り豊かな村なのでしょう。

おかみさんたちは、とても大らかで、明るい人たちなんです。

ふふっ、私もこれくらい余裕のある気持ちで、生活を送れたら・・・と、

この三人に憧れてしまいました。(*^^*)


娘はこの本が我が家にやってきてから、

「ホイティ トイティ ホイティティ♪」と歌いながら、

ホイティになりすましております。

(今日は、ひざ掛けを身体にまきつけておりました・・・笑。)

私はもちろん、三人のおかみさん役・・・。


・・・ところで、この本に登場するココナッツミルク味のするカレー、

最初、いただいたときには、ちょっとカルチャーショックでした。

私が一番最初に食べたのは、モルディブだったと思います。

そして、シンガポールとマレーシア。

ともに、暑い国々です。

なんにでもココナッツミルクが入っていて、

汗が甘ったるい匂いになるんです!(笑)

先日、シンガポールに駐在していたことがある友人宅で、

このココナッツミルク味のカレーを久しぶりにいただきました。

これが・・・美味しくって!

・・・思わず、おかわりいたしました。(*^^*)

そのときはじめて知ったのですが、

ココナッツミルクの「缶詰」っていうのが、

売っているんですねぇ!

今度、このココナッツミルク入りカレー作りに

チャレンジしてみようと思う私でした。

(あ、もちろん、暑い日に!)






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