木陰の本棚<書庫>
絵本と読み物のあれこれ

2002年03月15日(金) ロッティーとハービー「ハービーのおかしなケーキうた」

ペトラ・マザーズ・作 

今江祥智&遠藤育枝・訳  BL出版
__________________________________

ロッティーとハービーシリーズの第3作目です。

娘は「ロッティーとハービー あたらしいともだち」が大好きで、

あの本を読んで以来、このシリーズは大のお気に入りなんです。

お話はどれも、どちらかというと大人向けかなぁ・・・って思うのですが、

なぜだか気に入っている・・・

なにが彼女をそこまで引きつけるのでしょう?

ハービーのとぼけたキャラと波長が合うのでしょうかねぇ・・・くすっ。


さて、今回のお話も・・・やっぱりヤングアダルトもしくは大人を

意識して作っていると思う内容。

だってね・・・「詩」のコンテストのお話なんですもの。


「詩」を暗唱するシーンって、いかにも欧米っぽい雰囲気ですね。

(私は赤毛のアンシリーズを思い出しました♪)

そして「ふなやど」での、意気投合する感覚、

(5歳の)こどもにゃ〜わかるまいって思うんですけどねぇ・・・。

ニコニコしながら、お話を聞いているけれど、

娘は一体どんなふうに受け止めているんでしょう・・・?



贅沢を言うならば、最後にAからZ、

ハービーの書いた詩全文を

おまけでつけておいてほしかったわん・・・笑。


それにしても・・・この海辺の町、おしゃれなのよ〜。

このシリーズを読むたびに、

どこか外国の海辺の町に住んでみたくなります。

↑それも別荘で♪

(・・・ま、夢はみるのは、ただ・・・笑)



 < 前のページ  INDEX  次のページ >


スズ [木陰でひと休み]

My追加