木陰の本棚<書庫>
絵本と読み物のあれこれ

2002年02月01日(金) 「じごくのそうべえ」

たじまゆきひこ・作

桂米朝・上方落語・地獄八景より

童心社

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先日、寺町のギャラリーで「じごくのそうべえすごろく」の原画展を

やっていました。

しばらくして、娘が「おにさんのゲーム(すごろく)をやりたい」

と言い出したので、「すごろく」を、買い求めました。

それまで娘は、どちらかというと「じごくのそうべえ」は苦手な本だったのです。

以前お話会でも、この本を読むときになったら

「もういい、帰る」なんて言って、席をはずしていたぐらいですから。


・・・ところが、・・・なんです。

「そうべえすごろく」・・・娘は、はまりました。

毎日、必ず3回はつきあわされます。

もちろん、おともだちとも「おにさんのすごろく、しようよ〜」と

なかば強引にさそって(笑)、遊んでいます。

で、「しんでしもたんや」とか「すっぱっぱにされてしもうた」と

ふだんでもうれしそう〜に言ってるので、

きっと幼稚園でも、おともだちにそのフレーズだけを

普及させているのでは・・・?・・・と、思っています。(笑)


ここまでお気に召したのなら、お嬢さん♪

やっぱり、もとの本も読まなくっちゃ・・・ねえ!

てなわけで、今日借りてきました。


とざい とうざい・・・ペペン ペンペン ペーン

落語家の話口調を思い出しながら、読む私・・・。

もちろん、根っからの関西育ち。

「ここ、どこやろか。死んでしもたんや。

えらいことに、なってしもたわ。

この道、どこへいくんやろか」・・・

はい、これを読むのは朝飯前よん♪


娘は、おにさん(じんどんき)のおなかのなかにみんなが入った頃から

もう笑いがとまりません。

ほんまに・・・

「ああ、おもろ。こりゃ おもろいわ」ですわな!






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スズ [木陰でひと休み]

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