【三志塾】 塾長yoneの授業日記

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2000年07月01日(土) きょうも日記ではなく、個人的感想・・・

最近ますます、子どもの発想力・思考力の低下が指摘されていますが、
塾で教えていても確かにそれを感じることが多いです。

例えば中学生の数学で、
単純な式の計算や公式にあてはめるだけの問題ならば正答率が高いのに、
方程式などの文章題や図形の証明などになると極端に正答率が低くなります。
それも解いて間違えたというのではなく、最初から手付かずの状態で、
考えようと努力しない子どもが目立っています。

これは数学だけの話ではなく、
国語で文章内容を自分でまとめる問題、英語の自由英作文、
理科や社会の記述問題・・・などにもあてはまります。

最近の公立高校の入試問題を見ると、暗記力や知識だけを問う問題ではなく、
自分で問題の解決法を考える問題、すなわち、知識を土台として柔軟な思考力や
発想力を要する問題が多くなってきています。
もちろん学校でもそれに対応する指導を行っていらっしゃるのだろうと思いますが、
まだまだ十分な成果は出ていないのが現状ではないでしょうか。

そういう塾の授業はどうなんだ! と言われると非常に辛いのですが、
正直なところ、まだ知識偏重の指導が大半ではないでしょうか。
そういう点を反省する意味もこめて、今日の日記とします。

*最近 「日記とちゃうやんか!」 というお叱りの声が届いております・・・
 すみませ〜ん



過去の今日・・・



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