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2008年08月06日(水) 「インクレディブル・ハルク」




エドワード・ノートンがすごい可愛かったです!この人って、なんか庇護欲をかきたてられるというか、ちょっと母性本能くすぐられる系の可愛さがあると思いませんか…もうすごい可愛かった。リュック背負ってパーカー着て大学生みたいな格好で走り回ってたり(実年齢40手前とはとても思えん)、雨に打たれて捨て犬みたいに小さくなってたり、変身して大暴れしたかと思うと元に戻ったとたん裸でブルブル震えてるし、そりゃリブ・タイラーがあれこれ世話焼きたくなる気持ちもわかるよ!って感じです。だってこんな人ほっとけない。「シャツの裾は外に出した方がいいわよ、ね?」って服の着方まで直してもらってるシーンには胸がきゅんきゅんでした。子どもかおまえは!なんて可愛いんだノートン…
前回のエリック・バナみたいに元々ガタイのいい人ならともかく、こんなヒョロっとしたなで肩のかわい子ちゃんがあんな巨大なグリーンジャイアントになるなんて大丈夫なのかと少々心配だったんだけど、実際観てみたらぜんぜん悪くなくて、これは意外性の勝利ですね。あるいはさすが演技派ノートンの実力というべきか。悩める科学者という役どころがぴったりで特に違和感なかったです!

映画としても面白かった。私はこういうの好きです。とりあえずハルクになる経緯とかはオープニングでサクッと説明しちゃう潔さがいい(笑)。とにかくテンポ良くどんどん話が進み、アクション中心でしっかりアメコミ。と同時に人間ドラマ的な部分もほどよく描かれており、意図せず超人になってしまったブルースの悩み&苦しみ&哀しみがちゃんと伝わってくるあたりがとても良かった。このへんもやはり演技派ノートンの実力かしら。
大きなアクションは冒頭のブラジルと中盤の大学構内とクライマックスのマンハッタンと3つあるんだけど、大学でのバトルはすごかったなあ、兵器が。なんかハルクがはむかうごとに次々レベルアップした武器が出てくるんですよ。普通にびっくりした。おそろしいな米軍、一体どれだけの兵器を隠し持ってるんだ!

ノートンがハルクに変身した姿は完全にCGで(あたりまえだ)、これがいかにも作り物というか、ちょっと安っぽい感じなのがマイナスポイントかなー。顔もまったく別人なんだもん。少しは似せればいいのに。でもまあ、総合的には概ね満足。だってノートンが可愛かったから!(しつこい) 続編も作ってくれたらいいなーっていうか作られそうだよね?あの終わり方だと。

そうそう最後の最後でロバート・ダウニー・Jrが出てきます。クレジットはなかったからおそらくカメオ?まもなく公開される『アイアンマン』と繋がってるんでしょう。マーベルならではの演出ですね。




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インクレディブル・ハルク 【THE INCREDIBLE HULK】

2008年 アメリカ / 日本公開 2008年
監督:ルイ・レテリエ
出演:エドワード・ノートン、リヴ・タイラー、
ティム・ロス、ウィリアム・ハート
(劇場鑑賞)



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