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2007年12月30日(日) |
今年を振り返って一言感想その1/2007年1月に観た映画 |
いよいよ2007年も終わりということで。今年を振り返る意味で観たのに感想書いてなかった作品を一気に振り返ろー!と思ったら意外に多く…(っていうか感想書いた作品の方が少ないんだわ…サボりすぎ…) あまりに多いので月ごとに分割して一言感想。まずは2007年1月分ですよ。
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■ラッキーナンバー7 これ面白かったです。私の好きなテイスト。どんでん返し系のストーリーなんだけどあんまり嫌味がないっていうか。スタイリッシュでライトなノリの割によくよく考えると結構シリアスなお話でした。 ジョシュが意外とカッコ良かった。悔しいけど(笑)。意外とアイビー・リーグファッションが似合うんだなと思った。悔しいけど。 ルーシー・リューも可愛かったです。
■リトル・ミス・サンシャイン 負け組一家のロードムービー。すごく良かった。時折プッと笑わされつつも、この家族を見てると愛おしくて切なくて胸の奥で泣きたくなる感じ。大袈裟な涙は出ないけど代わりにもっと深いところがうずく。ニーチェに傾倒して沈黙を守っている長男が特に印象的でした。ティーンエイジャー特有の持て余した憤りと哀しみ、と同時に確かに存在する家族への愛、それらがごちゃまぜになって収拾がつかない苛立たしさが絶妙に表現できてたと思う。ひしひしと伝わってきた。 一家が乗ってる黄色いバス、最初からガタガタだったけど時間が経つにつれどんどんあちこち壊れていって、しまいに「せーの!」ってみんなで押して走らせる、これ自体が家族の象徴なんですね。
■不都合な真実 巧みな話術とパフォーマンス、素人にもわかりやすい説明で、さすがアメリカのプレゼンだなと思いました(そんな感想…)。いやでも本気で怖くなったよ温暖化。地球の歴史的スパンで考えると現代ってものすごい勢いで環境破壊が進んでいるということがわかりました。 カエルをいきなり熱湯に入れれば驚いて飛び出るが、しかし水に入れた状態からじわじわ熱すると手遅れになるまで気づかない…というたとえが印象的でした。我々は既に結構な高温の湯に浸かっているのでは。気づいて飛び出る猶予はあるのか?…というか、温度を下げる努力をしなければならないのだ。その余裕が残されているのなら。
■劇場版 どうぶつの森 小栗くんが声で出てるので観に行ったという…どんだけー。<己に向かって でも出演シーンは思いのほか少なかったです!ほんの一瞬だったよ!ミュージシャンの役だからもしや歌ってくれるのかと思いきや、歌のシーンだけDS(ゲーム)と同じ合成音でその点も残念!でした(笑)。 話は完全に子供向け。大人が観る映画ではないです。<己に向かって
■ディパーテッド オリジナルに比べるとかなり大味でしたよね。緊張感もあまり感じられないし…。そこそこ面白くはあったんだけど、アカデミー賞を総なめにするほどの作品かなーというのが正直な感想。脇役のマーク・ウォールバーグが唯一いい感じだった。 悪ノリしていたジャック・ニコルソンが笑えました。ギャングのボスっていうより単なるエロオヤジだったよ!(笑)
****** ラッキーナンバー7 【LUCKY NUMBER SLEVIN】
2006年 アメリカ / 日本公開 2007年 監督:ポール・マクギガン 出演:ジョシュ・ハートネット、ブルース・ウィリス、 ルーシー・リュー、モーガン・フリーマン (劇場鑑賞)
****** リトル・ミス・サンシャイン 【LITTLE MISS SUNSHINE】
2006年 アメリカ / 日本公開 2006年 監督:ジョナサン・デイトン、ヴァレリー・ファリス 出演:グレッグ・キニア 、トニ・コレット 、アラン・アーキン、 アビゲイル・ブレスリン、スティーヴ・カレル (劇場鑑賞)
****** 不都合な真実 【AN INCONVENIENT TRUTH】
2006年 アメリカ / 日本公開 2007年 監督:デイヴィス・グッゲンハイム 出演:アル・ゴア (劇場鑑賞)
****** 劇場版 どうぶつの森 ※アニメ
2006年 日本 監督:志村錠児 声の出演:堀江由衣、折笠富美子 (劇場鑑賞)
****** ディパーテッド 【THE DEPARTED】
2006年 アメリカ / 日本公開 2007年 監督:マーティン・スコセッシ 出演:レオナルド・ディカプリオ、マット・デイモン、 ジャック・ニコルソン、マーク・ウォールバーグ (劇場鑑賞)
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