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2007年09月26日(水) 「プラネット・テラーinグラインドハウス」

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すみません写真日記のアドレスを再度変更しましたのでブクマしてくださってた方は差し替えお願いしますー。(中身は今までと一緒です)
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何度もごめんなさい。これでもう変更はないと思います。

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グラインドハウスのロドリゲス版です。いやーこれはやっぱり「デス・プルーフ」と同時上映で観たかった!タランティーノとはまた違った方向にしっかり突っ走ってるというか、こう、ものすごくロドリゲスだったわよ。今回も監督から撮影から脚本から音楽まで全部一人でやってるのね。すごいなあ。あ、私は大丈夫だけどそれなりにグロくて痛くてキツイのでダメな人はダメかもしれません。「シン・シティ」とか苦手だった人にはあまりオススメしない(笑)。銃をガンガン撃ちまくったりド派手な爆発があったりぐっちゃぐちゃに食べられたり、そういうシーンの連続。

ゾンビの映画だと思っていたら正しくは感染者で(でも見かけはゾンビ!)、テキサスの田舎町に化学兵器が拡散してしまい、住人が次々とゾンビ化していく中で戦いながら逃げ回る話。まあアクションがメインなので話自体はそれほど重要ではないです。主演のチェリー役の女優さんが綺麗だったー!ちょっと哀しげな雰囲気のクラシックな美人で、そこがまた、いかにもアメリカっぽい派手顔の女優さんより断然この映画に似合ってる。特に後半片足をマシンガンにして戦う姿にはシビレます。いやどうやって引き金引いてるんだとかどこから弾を補充してるんだとかそういう野暮なことは聞いちゃいけませんぜ(笑)。カッコイイんだからそれでいいじゃない!
チェリーの恋人役の彼も良かったです。過去が仄めかされながら結局何者だったのかよくわかりませんが、そんなミステリアスなところも良い良い。太腿に注射器装着してる女医さんも印象深いです。手首ブラブラで化粧も崩れまくって物凄い形相で車を運転するシーンなんてほとんど自分がゾンビみたいなんだよ!(笑) あと警官&バーベキュー屋の兄弟も良かったし。脇のキャラにも手を抜かずしっかりしてる感じなんだよね。汚れに徹していたのがブルース・ウィリスとタランティーノ。なんか最近タランティーノあちこちで見かけるけど、ここでも相当楽しそうに悪ノリしてますよ。最低だあんな男(笑)。

わざとフィルムに傷を付けたような演出等は「デス・プルーフ」同様。それといいところで“一巻消失”には大笑いでした。これか!これがグラインドハウスってやつか!(笑)

本編開始前に流れたウソ予告「マチェーテ」も面白かった。しつこいようだけどこれやっぱり「デス・プルーフ」と一緒に観たかったな〜。DVD化される時はぜひUSA版も収録してもらいたいです。




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プラネット・テラーinグラインドハウス
【Robert Rodriguez's Planet Terror】

2007年 アメリカ / 日本公開 2007年
監督:ロバート・ロドリゲス
出演:ローズ・マッゴーワン、フレディ・ロドリゲス、
マーリー・シェルトン、ジェフ・フェイヒー、
ブルース・ウィリス、クエンティン・タランティーノ
(劇場鑑賞)



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