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 こっ、これは…！ ある意味「トロイ」に匹敵すると言っても過言ではないものすごいサービス邦画でした。簡単に説明するとですね、ぴっちぴちの若い男の子たちが一つ屋根の下で生活を共にし、半裸でワイワイ騒いだり全裸になって戯れたり互いにバディと呼んで抱きしめ合ったりして愛を深めていく映画です……え？違う？私にはそう見えたんですけど…。（真顔）
まあそれはともかく、何を隠そうわたくしは主演の伊藤英明クンがお気に入りでございますので（何か訴えるような常に哀願しているようなあの子犬めいた目つきがたまらん）彼を目指して劇場に乗り込んだわけですが、それが奥さん、見事に直球ストレート、狙い通り本当に伊藤英明クン堪能映画だったのでたいへん驚いてしまいました。もー参った！可愛くて！好きだ！伊藤！ とりあえず表情豊かに笑顔泣き顔大放出だし思うさま肉体を披露してくれるし、その上海上保安庁訓練生ってことで、ほら奥さん、制服だよ制服！制服萌え！しかも紺と白と二種類！あああ好きだ！伊藤！
映画としても普通に良かったと思います。割と王道に青春ドラマしてたし、何より海上保安官ってこういう訓練するんだ〜へぇ〜へぇ〜へぇ〜的な新鮮な驚きがあったし。ロマンチックシーンになると必ず「Open Arms」が流れ始めるベタベタっぷりもむしろ好ましいです。初々しくて。あと内容とは関係ないけど、伊藤淳史君ってどっかで聞いた名前だどっかで見た顔だと思ってたら、あの子だよね、仮面ノリダー！ すっかり大きくなったんだねぇ。キャストでは他に杏子サンとかも出ていて意外。食堂のおばちゃんてアナタ（笑）。
あーなんか悔しいけど（笑）今年は邦画が豊作だなー。いや毎年豊作なのを私が知らなかっただけかもしれませんが、とにかく個人的には日本の映画をこんなに観てこんなに楽しめた年は人生初な気がします。下妻もキャシャーンも伊右衛門もイノセンスも、ジャンルは違うけどどれも私好みだった。未見の作品では「誰も知らない」と「デビルマン」に期待してます。
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海猿 ウミザル
2004年 日本
監督：羽住英一郎
出演：伊藤英明、加藤あい、藤竜也、
伊藤淳史、海東健
（劇場鑑賞）
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