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2004年01月21日(水) ブルース・オールマイティ

うーーーーーーむ、すいません、これは何となくイマイチでした。冷静に客観的に考えれば悪い映画じゃないってことはわかるんですが、やはり私はかつてジム・キャリーが苦手だった過去があるので(笑)、いや、一昨年前に克服したとは思ってたんだけど、…でもやっぱりダメかもしれません…(弱気)。なんでかなあー。まさに苦手としていた頃に近いテンションのジム・キャリーだったからだろうか。

何をやってもツイてないTVレポーターが一週間だけ神様になるお話。神様力でやりたい放題やった挙げ句、本当に大切なモノは何かに気付く…っていう流れなんだけど、なんだかねえ、身勝手な一個人のために無関係な人々が被害をこうむってるようにしか見えず(笑)。だって自分はツイてないツイてないって嘆いてるけど結局出世のことしかアタマにないだけじゃんー。いいのか神様、こんな男のためにあんなに多くの犠牲をはらって!日本でも洪水おきてたぞ! まあコメディなんだからいちいちストーリーにケチつける方が間違いだってことはわかってるんだけどさ、…っていうか、もしも主演がキアヌ・リーブスかレイフ・ファインズだったならきっと私はひとことも文句を言わないであろう(笑)。(いやキアヌやレイフにはこの役は多分無理であろう。<論点がずれてます)
要するに私の不平というのは所詮その程度の言いがかりにすぎず、だからジム・キャリーが好きな人(あるいは嫌いじゃない人)なら全然問題なく楽しめる映画だろうなー、っていうこと。現に一緒に観た友人(←ジム・キャリー好き)は横でゲラゲラ笑ってえらい楽しそうでありましたよ。
かく言うわたくしも決して終始シラけて見ていたわけではなく、トータルで考えれば結構あちこちで笑わされてたんですけどね。特に可笑しかったのはあのアナウンサーの人!あれは熱演だったなあ。それと、最後のNG集も面白かったです。確か「ライアー・ライアー」の時もこんな感じでNG集つけてたよね?

「ライアー・ライアー」といえば、監督が同じトム・シャドヤックだそうで、やはりそれなりに息が合ってるというか、ジム・キャリーの得意分野を生かしつつテンポ良く進む感じが良かったと思います。脚本のスティーブ・オーデカークも「エース・ベンチュラ」シリーズで組んでますし、ジム・キャリーのコメディ映画としてはベストな製作陣ではないでしょうか。ちなみにこのスティーブ・オーデカークという人は「サンタvs.スノーマン」みたいな映画も作っていて、なかなか多才な人ですね。これアイマックス用の3Dアニメ映画ですが私結構お気に入りです。可愛かったです。(→その時の感想

あと、ジェニファー・アニストンも良かったです。なんだかとってもいい人に見えました(笑)。それと犬!犬がとってもおりこうさんでした〜。




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ブルース・オールマイティ 【BRUCE ALMIGHTY】

2003年 アメリカ / 日本公開 2003年
監督:トム・シャドヤック
出演:ジム・キャリー、モーガン・フリーマン、
ジェニファー・アニストン
(劇場鑑賞)



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