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2003年12月18日(木) 「スティール」(+久々レイフ)

アドレナリン大放出映画!という謳い文句なのに、可愛いニモたん&トム'sサムライスピリットの二大勢力に押されて日陰でひっそりと上映されている「スティール」です。主演はスティーブン・ドーフ。私はスティーブン・ドーフというといまだ反射的に「ああ『バックビート』の人」とか思ってしまうんですが、それって私の感覚が古いというよりは、多分この人があんまりヒット作に恵まれてないからじゃないかなあー。どうもB級作品にばかり出ているような気が。ほら、「デュースワイルド」とか(笑)。嫌いじゃないだけに勿体ないんだよなあ。
そして今回も例に漏れず、映画は見事にB級なのだった。えーと印象としては、「ハードキャッシュ」とか「トエンティマン・ブラザーズ」とか「ノックアラウンド・ガイズ」に近かったです。ああいう感じの犯罪ドラマ。ドーフ達はインラインスケートとか過激なスポーツを取り入れて銀行を襲う犯罪者チームで、お金よりも刺激を求めて罪を重ねていたんだけど、あるきっかけから次第に後に退けない状況に追い込まれていく。
まあ、過激なスポーツを取り入れるとか言っても迫力あったのは最初のスケートだけで(潜水やスピードクライミングに至っては練習してる場面しか出てこないし/笑)、どちらかというとカーチェイス・カーアクションの方にチカラ入ってるんじゃない?と思っていたらこれ監督が「TAXi」の人なんだってね。なるほど納得。トラックの片輪走行がすごかったです。あと話の流れなんかもイマイチだったけど、でもこういうタイプの映画はもともと嫌いじゃないので私はそこそこ楽しめたかな。それとスティーブン・ドーフもやっぱり嫌いじゃないです。もっとメジャーな映画に出てほしいんだけど。




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スティール 【$TEAL】

2002年 フランス / 日本公開 2003年
監督:ジェラール・ピレス
出演:スティーブン・ドーフ、ナターシャ・ヘンストリッジ、
ブルース・ペイン、スティーブン・バーコフ
(劇場鑑賞)





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