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2003年11月05日(水) リーグ・オブ・レジェンド 時空を超えた戦い

ていうか別に時空は超えてないじゃん!とまず始めにつっこんでおきますけれども(笑)。


つっこみ所はそれだけにとどまらず、何というかこれは、期待していた通り(むしろそれ以上)の娯楽映画でしたよ。ノーチラス号が出てきたり「ハルク」が出てきたり(<違います)、もう見るからにお金かけまくってる感じなんだけど、如何せん肝心のストーリーがヌルい。古典名作のヒーロー達が集結するというお話で、まあ考え方によってはこの設定だけでそれなりに魅力的なのかもしれませんが、でももう少し観てる人を引き込む話にしてほしかったなあーというのが正直な感想。不死身のキャラを登場させる時点で緊張感は半減してしまうわけだし(だって「死なない」人が戦ってたってハラハラしないもん)、その分割り増しするくらいの勢いで脚本にチカラ入れていたら結構ヒットしてたかもしれません。しなかったかもしれません。どっちだ。

ただ、ハリウッド万歳!派な私としては、これで十分楽しかったです。全然オッケー。とりあえず派手なら満足。ブラボー娯楽。そして予想通りドリアン・グレイ萌え。スチュアート・タウンゼントのドリアンっぷりにもうメロメロでございました。「暴力の次は快楽に耽る」とか言っちゃって、いやあこれにはシビレたねぇ! それでこそドリアン・グレイ、放蕩と退廃に身を委ね背徳も享楽も意のままに弄んだ19世紀最後の美の殉教者。オスカー・ワイルドが世に生み出した永遠の美青年。剣に長けていたとは思えないけどこの際細かいことはいいでしょう。Bomb! Bon voyage! きゃ☆
そういえば目の前で“食事”をしているヴァンパイアを見守る目つきがいかにも意味ありげな気がしたんですけど、あれはやっぱり血の味が恋しくなってしまったということですかレスタト王子! もうねえ、レスタト演った後にドリアン・グレイだなんて、どこまで私のツボをえぐれば気が済むんでしょうかこの人は。素顔の状態でいるよりもゴシックなコスプレに身を包んだ方が絶対映えるタイプだと思います。是非ともこのまま耽美路線を突っ走ってくれタウンゼント!

でもそんなタウンゼントの次回作は「コール」。うっ…全然普通の人じゃんよ…残念…。(いや多分観に行くけどさ)





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リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い
【THE LEAGUE OF EXTRAORDINARY GENTLEMEN】

2003年 アメリカ / 日本公開 2003年
監督:スティーヴン・ノリントン
出演:ショーン・コネリー、スチュアート・タウンゼント、ペータ・ウィルソン、
シェーン・ウェスト、ジェイソン・フレミング、トニー・カラン、
(劇場鑑賞)



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