INDEX|←back|next→
2003年09月26日(金) |
「プロヴァンスの恋」「セマナ -血の7日間」 |
ということであからさまにオリヴィエ・マルティネス祭り。「運命の女」でわたくしのいい男レーダーにピピッとひっかかってきやがったセクシー系でございます。きたる「S.W.A.T」(いや既に始まってるけど)に備えて気分を高めておこうという肚。っていうか「S.W.A.T」の目的はコリン・ファレルだったはずのにいつの間にオリヴィエにすり替わっているのだ…。まあいいか。いいね。一気に4本。
■ その1「プロヴァンスの恋」
もっとラブラブしてるラブストーリー(何だそりゃ)を思い描いていたら意外と冒険活劇風というか、なかなかビノシュと出会わないのでいつ恋が始まるのかちょっとハラハラしましたけれども(笑)。でもこの映画は明らかにオリヴィエ・マルティネスが主演、最初から最後までずーっと出てるので満足な一品でありました。役柄は、若き騎士。軽やかに馬に乗り南仏の美しい田園風景を駆け抜ける。きゃー素敵よオリヴィエ! しかも可愛い。なんかネコに話しかけたりしてるんですよ! あと、屋根から落ちて気を失ってたら死体と間違われてカラスにつつかれたりしてんの。それでカラスに向かって「ぼくはまだ死んでないぞ!」とか。うわあ可愛い。ぷぷ。
コレラが蔓延している時代の話で、その辺の描写は割とシビアかな。ビノシュはもとから肌も顔立ちも美しい人だけに、死にかけた時のメイクが本当に死人みたいで怖かった。そしてあれだけみな一斉にコレラに倒れてゆく中で最後まで一人ピンピンしていたオリヴィエに乾杯。人間健康が第一です。
しかし映画が始まって、喋り出したらいきなりフランス語だったので(当たり前)、あー二人ともフランス人なんだなーと改めて思いましたよ。今更何言ってんだって感じだけど、でも私映画はほとんど英語のものしか観ないからさ。例えばビノシュだって英語を喋ってる作品しか記憶に残ってないです。「嵐が丘」とか「イングリッシュ・ペイシェント」とか。…って、ああそれは共演のイギリス男の所為ですね!(白々しい) 今回はオリヴィエ特集ですからうっかりレイフ話に突入してしまう前に次行きます!次!
■ その2「セマナ -血の7日間-」
こちらは英語。別に普通のサスペンスでした。「血の7日間」とか謳ってる割にたいして血も出ませんが、硬派な作りで印象は悪くなかったです。
オリヴィエは可愛らしい青年騎士から打って変わって、奥さんに逃げられたやさぐれ刑事を演じております。途中で一瞬男泣きのシーンもあったりしてサイコー。いい男はもっと泣け!泣きじゃくれ!(鬼) それとこの人って、冷静に顔を観察するとそんなに美形ではないかもしれないと思う(し、はっきり言って演技もあまり上手い方じゃないような気がする)んだけど、でもトータルで見ると私好みなのは何故だろう?なんで?何なの?これがフェロモン?それともやっぱり単に最近の私が見境なくなってるだけ? と、そんな余計なことばかり考えながら観てました。
あ、ミラ・ソルヴィーノはスタイル抜群だね!
(つづく→)
****** プロヴァンスの恋 【LE HUSSARD SUR LE TOIT】
1995年 フランス / 日本公開 1997年 監督:ジャン=ポール・ラプノー 出演:ジュリエット・ビノシュ、オリヴィエ・マルティネス (ビデオ鑑賞)
****** セマナ -血の7日間- 【SEMANA SANTA】
2002年 ドイツ・イギリス・フランス・イタリア・スペイン・デンマーク / 劇場未公開 監督:ペペ・ダンカート 出演:ミラ・ソルヴィーノ、オリヴィエ・マルティネス (DVD鑑賞)
|