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……う〜〜〜〜〜〜〜ん微妙。 いや決してつまらなくはないのだが。部分的には悪くないんだけど、「うわー面白かったー!」と言い切るにはちょっと物足りない後味。 これはあれかなあ、やっぱお気に入りのノートン君が何となく不発だったからかなあ。いまいちノッてきてないというか、どうも気合いが入ってないように見えたのはわたくしだけでございましょうか。だって金塊目の前にしててもシャーリーズ・セロンを口説いていてもピンチに陥った時ですら目に覇気がない(笑)。んもー手を抜いちゃダメよ! 「デアデビル」のようなしょーもない映画でしょーもない役柄に全力投球していたコリン・ファレルちゃんを見習わなきゃ! まあ、この気合いの入ってない態度そのものが役作りだと言われればそれはそれで納得するしかないんですけども。 あとね、ノートン君は口髭が似合わないと思う。思いません? この人は口元が可愛いんだからさ!笑ったりするときの、ちょっと歪んだ口元がキュートなんだから隠しちゃダメなの! …って要するに可愛いノートンが見たかったというだけなのか私は。(そうだな多分)
それからマーク・ウォルバーグの存在感が今ひとつな気がしました。主役なのに影が薄い。他のメンバーがそれぞれ手に職持っててそれで活躍しているのに対して、アイデアと統率力で勝負!っていうのは少々インパクトに欠けるんじゃないかと。 逆に良かったのはシャーリーズ・セロン。今まで外見ばかり重視された無機質な女優さんというイメージだったんだけど、今回は見ていて共感できる可愛らしさがありました。あ、そういえばセス・グリーンも良かった!可愛かったよ!
リメイクであることを意識してかどうかわかんないけど、全体的にそこはかとなく漂うレトロな雰囲気も悪くないんだよね。盗み出すお宝が今時金の延べ棒だったりとか、最終的にはハイテク機器投げ捨てて腕一本で成功させた金庫破りとか、それにミニクーパーが頑張って並んで走る姿も「トリプルX」や「007/ダイ・アナザー・デイ」に出てきた唖然モノの近未来車よりずっと親しみやすい。ていうか可愛い!それでいてカーアクションもきちんと迫力あったし、恋愛要素をとってつけたように組み込んだりしないところも好感持てたなあ。…ん?あれ?なんか文句を言いたいのか誉めたいのかわからなくなってまいりました(笑)。いや楽しいことは楽しいのよ、ほんと! 明日で終わっちゃうので観ようと思ってる方お早めに〜(と無理矢理まとめ)。
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つうことで私も私信。みぃ♪さんkaiさん昨夜はお世話になりました! もうむちゃくちゃ楽しかったです! 特に「太陽の雫」が…(しつこいですね/笑)。
****** ミニミニ大作戦 【THE ITALIAN JOB】
2003年 アメリカ / 日本公開:2003年 監督:F・ゲイリー・グレイ 出演: マーク・ウォルバーグ、エドワード・ノートン、 シャーリーズ・セロン、セス・グリーン、 ジェイソン・ステイサム、ドナルド・サザーランド (劇場鑑賞)
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