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2003年02月08日(土) ケミカル51

どういう映画か調べもしないで見に行ったんですがまあまあ面白かった。ただ人によって好き嫌いが分かれるかもしれないです。「スナッチ」なんかを楽しめる人は多分大丈夫。かといって「スナッチ」を好きな人なら必ずこの映画を楽しめるかというとそういうわけでもないんですが。ああ回りくどい言い方ですかすみません。でもほんとにそういう感じなんだよぅ!

麻薬の話です。裏世界で生きてる薬理学の天才(サミュエル・L・ジャクソン)が究極の調合テクニックを用いて開発したドラッグ「ケミカル51」、アメリカからイギリスに舞台を移してこの新種のドラッグを巡り巻き起こる争奪戦。米英の麻薬組織が絡んだり汚職刑事や女殺し屋が出てきたり色々にぎやかなんだけど、どっちかというと話の筋よりブラック(ってほどブラックでもないが)ユーモアとテンポで見せる映画かな。音楽もいいしね。…うーん、でも、正直な感想としては、ちょっと後半にいくにつれて勢いがなくなってしまった印象かなー。最初のうちはすごく面白かった。ほんと。
(*公式サイトは→コチラ

主要登場人物みんなが個性的キャラなところは楽しかったです。特にロバート・カーライル! サッカー狂でアメリカ大嫌いのイギリス人役なんだけど、ぎゃーぎゃー騒がしいチンピラで決してカッコ良い役どころではないのになんだか妙に良かったですよ。何なんだこの人。不思議な魅力。それとリス・エヴァンスの変な人ぶりはやはり素晴らしいです。安心して見ていられるイカレっぷりというか。変な言い方だけど。
それから女暗殺者をクールに演じたエミリー・モーティマー。ね、ね、この人ちょっと雰囲気がデミ・ムーアに似てません? 今じゃなくて初期の。あえて言うなら「セント・エルモス・ファイアー」の頃のデミ・ムーア!もうクリソツ!(死語) っていうかそれ古すぎ。

あ、主演のサミュエル・L・ジャクソンも良かったですよ。
始めから終わりまで貫いたスカート姿に乾杯!(笑)




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ケミカル51 【FORMULA 51】 *英公開タイトル【THE 51st STATE】

2002年 アメリカ・イギリス・カナダ / 日本公開:2003年
監督:ロニー・ユー
出演:サミュエル・L・ジャクソン、ロバート・カーライル
エミリー・モーティマー、リス・エヴァンス、ミート・ローフ
(劇場鑑賞)


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