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2002年09月19日(木) |
ミュージック・フロム・アナザー・ルーム |
ちょっと!奥さん!キュートなジュード君でございますわよ! キャ!
これはやっぱり、ジュード・ロウが普通の青年を演じてるってことが最大のポイントなんだろうなあ。ジゴロなロボットでも吸血族でもスナイパーでもなければ、大富豪の放蕩息子でも不慮の事故で障害者となった遺伝的エリートでもない。あくまでロマンチストな一青年。だってパン屋の二階に下宿とかしてるんですよ。それで仕事決まるまで自転車乗ってケーキの配達手伝っちゃうぜ!みたいな。こんなに普通でよろしいんでしょうかね? ジュード・ロウがパン屋に間借りですよ奥さんもうどうしましょう。
しかもストーリーは純愛。ジュード・ロウのくせに純愛。なんか一途でロマンチストでやたらと可愛いんですけどー。貴方その美貌で可愛いキャラを演じるなんてある意味反則じゃありません?っていうかもう可愛いやら美しいやらで忙しくて鼻血吹きそうになるの堪えつつハァハア言いながら観終える頃には息も絶え絶えでございましたわよあたくし。道路のど真ん中で豚のお面かぶって大っきな声で「明日結婚して僕たちの子供をいっぱい作ろうッ!」ってアナタ! 参ったね。OK☆了解! 作ろうジュード!(お前じゃないよ)
映画としてはまあ普通のラブストーリーなんですけど、ジェニファー・テイリーとかマーサ・プリンプトン(久々に見たよ!)をはじめ、脇役達がみんな個性的でキャラが立ってます。そんな中でいまひとつ印象が薄かったのが、主演女優のグレッチェン・モル。いや、彼女自身が悪いというわけではなくて、一人理性的な役を与えられてしまったばっかりに抑えた演技を強いられていてるんですよ。ヒロインなのに目立たず少々気の毒でした。あ、でもその分ラストシーンではなかなかいい表情してたな。
っつうことで、とりあえずジュード・ロウ鑑賞には申し分のない一品でございました。ファンの方にはぜひおススメです。
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◆ そういえば、ジュード&サディ・フロストご夫妻、赤ちゃん誕生おめでとう!(→関連記事) ほんとにいっぱい子供作ってるじゃん(笑)。こうなったらいっそメル・ギブソンにでも対抗する勢いで大家族目指して励んで下さい。
◆ …しかしどうして今頃になってジュードジュード騒いでいるのだろう私は…。我ながら変なタイミング。ていうか明らかに遅いよ。すっかり映画から離れていたここ数年のブランクはやはり大きいなあ。遅れを取り戻さなくては。
****** ミュージック・フロム・アナザー・ルーム 【MUSIC FROM ANOTHER ROOM】
1998年 アメリカ / 日本公開 2000年 監督:チャーリー・ピーターズ 出演:ジュード・ロウ、グレッチェン・モル ジェニファー・ティリー、マーサ・プリンプトン (DVD鑑賞)
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