今日の下校時間…1時45分、 残り遊びはしませんとプリントにはありました。 なのに、娘は2時15分になっても帰ってきません。 (だいたい我が家は学校から5分とかからない距離…) 一体何をしているんだろう…とやきもきしていたら、 ピンポーンとインターホンがなりました。
娘はインターホンの向こうで開口一番「お母さん、頭が痛い」。 それと同時に学校から電話が入りました。 「ゆうちゃん、お昼休みにおともだちに押されてこけて頭を打ち、 今まで保健室で寝てらっしゃったんです。 大丈夫だと思いますが、今日はおうちで様子をみてあげてください。」
…一見、元気そう。(ちょっと安心。) 保健室ではずっと冷やしてもらっていたらしい。 帰って来ても、やっぱり後頭部が痛いと言うので、 再び冷やしました。
「痛い?」 「うん、ちょっといたい…。」 「気分は悪くない?」 「うん。」
うーん、判断に悩むところ。 大丈夫そう…けれど、本当に大丈夫…!?
…約3週間前のこと。 実は私、旅行中に頭を打ったのです。 気絶もしなかったし、たんこぶも出来なかったし、吐きもしなかったので、 そのうち治るだろうと思い、2週間程そのままに過ごしました。 けれどもちっとも痛みがとれません。 やっと重い腰をあげて病院へ行き、検査をしてもらいました。 結果は「頭蓋骨骨折」。 (骨折と言ってもひびのようなものです…。 そんなわけで、このところ、頭にあまり振動を与えないよう、 おとなしく過ごしております…。)
娘は元気そうだけれど、痛いのは痛いらしい…。 自分の頭の骨のうずきも手伝って、 なんだか急に不安になりました。
念のため、保健室の先生にお電話して状況を聞きました。 話をしているうちにやっぱり病院へ…ということになり、 病院で、CTとレントゲンを撮ることに。
結果、CT、異常なし。 レントゲンも…うん、きれいな頭蓋骨。 (この間、自分の頭蓋骨のレントゲン写真を見て来たので、よくわかる…) ふぅ、よかった。
先生曰く「もし異常があれば、お子さんは寝てしまって起きないか、 記憶が飛んでいるか、吐いたりしますので…。」
(「はい。…けれども先生、どの症状もなかったんですが、 頭蓋骨骨折中の人間が、ほら、目の前に一人いるんですぅー。」と、 心の中で言う私…)
「もし、吐いたり、何かありましたら、すぐにいらしてください。」
(はい、そうします…。)
結果を見てみれば、学校を巻き込んで大騒ぎをしたことに 申し訳ない気持ちになったのですが、 やっぱり検査に行ってなければ、 しばらくは不安をかかえて過ごすことになったでしょう。 頭を打った時の判断は、むずかしいです…。
夜、寝る前も「頭が痛い。冷やして…」という娘。 検査をしてもらった後なので、その言葉にも余裕を持って対応出来ました。 きっと検査していなければ、今頃おろおろしていたかもしれません…。
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