ひとコマ
何気ない日常のひとコマ

2003年09月16日(火) CTとレントゲン

今日の下校時間…1時45分、
残り遊びはしませんとプリントにはありました。
なのに、娘は2時15分になっても帰ってきません。
(だいたい我が家は学校から5分とかからない距離…)
一体何をしているんだろう…とやきもきしていたら、
ピンポーンとインターホンがなりました。

娘はインターホンの向こうで開口一番「お母さん、頭が痛い」。
それと同時に学校から電話が入りました。
「ゆうちゃん、お昼休みにおともだちに押されてこけて頭を打ち、
今まで保健室で寝てらっしゃったんです。
大丈夫だと思いますが、今日はおうちで様子をみてあげてください。」

…一見、元気そう。(ちょっと安心。)
保健室ではずっと冷やしてもらっていたらしい。
帰って来ても、やっぱり後頭部が痛いと言うので、
再び冷やしました。

「痛い?」
「うん、ちょっといたい…。」
「気分は悪くない?」
「うん。」

うーん、判断に悩むところ。
大丈夫そう…けれど、本当に大丈夫…!?

…約3週間前のこと。
実は私、旅行中に頭を打ったのです。
気絶もしなかったし、たんこぶも出来なかったし、吐きもしなかったので、
そのうち治るだろうと思い、2週間程そのままに過ごしました。
けれどもちっとも痛みがとれません。
やっと重い腰をあげて病院へ行き、検査をしてもらいました。
結果は「頭蓋骨骨折」。
(骨折と言ってもひびのようなものです…。
そんなわけで、このところ、頭にあまり振動を与えないよう、
おとなしく過ごしております…。)

娘は元気そうだけれど、痛いのは痛いらしい…。
自分の頭の骨のうずきも手伝って、
なんだか急に不安になりました。

念のため、保健室の先生にお電話して状況を聞きました。
話をしているうちにやっぱり病院へ…ということになり、
病院で、CTとレントゲンを撮ることに。

結果、CT、異常なし。
レントゲンも…うん、きれいな頭蓋骨。
(この間、自分の頭蓋骨のレントゲン写真を見て来たので、よくわかる…)
ふぅ、よかった。

先生曰く「もし異常があれば、お子さんは寝てしまって起きないか、
記憶が飛んでいるか、吐いたりしますので…。」

(「はい。…けれども先生、どの症状もなかったんですが、
頭蓋骨骨折中の人間が、ほら、目の前に一人いるんですぅー。」と、
心の中で言う私…)

「もし、吐いたり、何かありましたら、すぐにいらしてください。」

(はい、そうします…。)

結果を見てみれば、学校を巻き込んで大騒ぎをしたことに
申し訳ない気持ちになったのですが、
やっぱり検査に行ってなければ、
しばらくは不安をかかえて過ごすことになったでしょう。
頭を打った時の判断は、むずかしいです…。

夜、寝る前も「頭が痛い。冷やして…」という娘。
検査をしてもらった後なので、その言葉にも余裕を持って対応出来ました。
きっと検査していなければ、今頃おろおろしていたかもしれません…。






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