ひとコマ
何気ない日常のひとコマ

2003年09月11日(木) 十五夜お月さん

昨日はあんなに涼しかったのに、
今日になったら再び暑さが舞い戻ってきました。
バスの車窓から見える高野川…日の光でキラキラと
まるで真夏のような風情。
じっとたたずむアオサギ…足をつけてなんと気持ちがよさそうなこと!

川原には、ところどころでススキが揺れています。
あれ、欲しいなぁ…と思いながらも、
バスを降りて川原に出る勇気のない私は、
帰り道にススキと竜胆と、女郎花代わりの黄色い小花が
セットになったものを買って帰りました…600円也、笑。

娘が学校から帰ってくると、手にはススキの穂が…ふふっ。
校庭にあったそうな。
もう穂が開ききっていて、ふわんふわんしたもの…。
魔よけに飾っておきましょうか。

夜、雲が覆っていてなかなかお月さんはお顔を出してくれません。
月を見ないままに、お月見団子をいただきました。
京都の月見団子はこんなふう…




里芋形をしたお団子に、
こし餡がのっています。
あっさりと上品なお味♪



お団子をいただいてしばらくすると、
雲の切れ目から、お月さんがお顔を出しました。
見ているうちに、黒い雲がまた雲を隠しちゃったけれど、
寝る前に、十五夜お月さんに出会えてよかったね…。

娘を寝かし付け、10時を過ぎた頃、
カーテンを開けていた窓から、
さぁーと光が部屋の中に差し込みました。

外の景色がお月さんの明かりのもと、
浮かび上がっているのが見えます。




月の光…明るくてまぶしいくらい…。
どうぞ、世の中を明るく導いてくださいな。

今夜の光は…平和への祈り。



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