ひとコマ
何気ない日常のひとコマ

2003年09月08日(月) 白い月と輝く月と

夕方、洗濯物を取り込もうとベランダに出ると
心地よい風が吹いていました。
目を閉じると、身体を通り抜けて行くような風。
こんな時は、しばらくここに留まっていたい…。

でも、そんな心地よい風が吹いていたのはいっとき…。
娘のピアノの練習を終えて、ふたたびリビングにもどってきたら
もう風は止んでいました。

お月さまが出て来ているかしら…と、窓の外をながめましたら
あ…白い月。
それも、夕焼けでピンク色に染まってたなびく雲の横に。

青い空とピンク色の雲と白い月…
それは夕方の一瞬のこと。
刻々と変わりゆくこの時間帯、
5分後には、ピンク色の雲も青い空も
暮れゆく色の中へと沈んでいました。

そしてしばらくすると、お月様は輝き出し、
きのうよりもその輝きはまして、
今日は黄色みを帯びた光を放っています。
この光を見て、かぐや姫の物語は生まれたのだな…と
遠い昔の人と同じ気持ちになってみるのでした。


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今週の生協の注文書に
なんとカタクリの球根が載っていました。
わぁ…自分のおうちのベランダに咲くカタクリ…!
ちょっとドキドキしながら注文してみました。


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