ひとコマ
何気ない日常のひとコマ

2003年08月27日(水) 火星最接近

今日は火星が最も近づく日。
夕方の空の状況を見ていると、
なんとなく期待が出来そうです。

娘と早めに食事をすませ、後片付けをし、
望遠鏡をベランダに出して、
火星が出てくるのを待ちました。

8時前、東の空にぽっと赤く輝く姿が見えました!
「ゆうちゃん、見えたよ!」
娘に双眼鏡を渡し、
私は望遠鏡を覗き込みます…。

しかし!
肉眼では見えていて、ちゃんとそこに合わせているつもりなのに、
なかなかレンズの中に火星が見えてこないのです。
うーっ。
娘が待っている間に眠くなっても困ると思い、
「ゆうちゃん、今の間にシャワーあびてきて!
その間に、ちゃんと見えるようにしておくから」

そうして、娘がシャワーをあびている間に
ようやく火星をレンズの中にとらえることができました。
まず20ミリレンズで。
その次に6ミリレンズを入れてみます。
そしてバローレンズを入れてみることに…
ところが、ちょっと手があたってずれてしまい
火星を見失ってしまいました…
うーん、やっぱりバローレンズはあきらめ、
ふたたび6ミリにもどしました。

口径70ミリの小さな望遠鏡。
火星は、ちょうど線香花火のオレンジ色の玉のような感じに見えます。
白い極冠は見えているような見えないような…(^^;。
そうこうしているうちに、やや雲が広がってきました。
さっさとシャワーをあびて出てくればいいのに、
娘ときたら、今日に限ってゆっくりゆっくり入っています。
あぁ、しまった。
「シャワーをあびて」なんて言わなければよかった。

娘がシャワーから出て来た時には、
火星は雲に隠れてしまっていました。
とりあえず、今夜は10時まで粘ることに。
時々、雲の切れ目から、火星が姿を現します。
しかし、望遠鏡を合わせている間に隠れてしまう…
(自動追尾装置のない悲しさ…うぅっ)
1度だけ、20ミリレンズで合わせる時間がありました。
急いで娘に見せます。
「あ、見えた!」
ほんのわずかだったけれど、
なんとか見ることが出来た娘…
あぁ、もっとゆっくりと線香花火の玉のような火星を
みせてあげたかったのに。
ごめんね…。

29日の科学センターの観望会は
10倍をこえる倍率だったそうで、
我が家ははずれでした。(がっくり)
晴れたら、またベランダで小さな観望会をすることにいたしましょう…。

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21日南阿蘇のひとコマ、書いています。→ こちら♪

22日〜26日分は、またのちほど…。


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