今日は火星が最も近づく日。 夕方の空の状況を見ていると、 なんとなく期待が出来そうです。
娘と早めに食事をすませ、後片付けをし、 望遠鏡をベランダに出して、 火星が出てくるのを待ちました。
8時前、東の空にぽっと赤く輝く姿が見えました! 「ゆうちゃん、見えたよ!」 娘に双眼鏡を渡し、 私は望遠鏡を覗き込みます…。
しかし! 肉眼では見えていて、ちゃんとそこに合わせているつもりなのに、 なかなかレンズの中に火星が見えてこないのです。 うーっ。 娘が待っている間に眠くなっても困ると思い、 「ゆうちゃん、今の間にシャワーあびてきて! その間に、ちゃんと見えるようにしておくから」
そうして、娘がシャワーをあびている間に ようやく火星をレンズの中にとらえることができました。 まず20ミリレンズで。 その次に6ミリレンズを入れてみます。 そしてバローレンズを入れてみることに… ところが、ちょっと手があたってずれてしまい 火星を見失ってしまいました… うーん、やっぱりバローレンズはあきらめ、 ふたたび6ミリにもどしました。
口径70ミリの小さな望遠鏡。 火星は、ちょうど線香花火のオレンジ色の玉のような感じに見えます。 白い極冠は見えているような見えないような…(^^;。 そうこうしているうちに、やや雲が広がってきました。 さっさとシャワーをあびて出てくればいいのに、 娘ときたら、今日に限ってゆっくりゆっくり入っています。 あぁ、しまった。 「シャワーをあびて」なんて言わなければよかった。
娘がシャワーから出て来た時には、 火星は雲に隠れてしまっていました。 とりあえず、今夜は10時まで粘ることに。 時々、雲の切れ目から、火星が姿を現します。 しかし、望遠鏡を合わせている間に隠れてしまう… (自動追尾装置のない悲しさ…うぅっ) 1度だけ、20ミリレンズで合わせる時間がありました。 急いで娘に見せます。 「あ、見えた!」 ほんのわずかだったけれど、 なんとか見ることが出来た娘… あぁ、もっとゆっくりと線香花火の玉のような火星を みせてあげたかったのに。 ごめんね…。
29日の科学センターの観望会は 10倍をこえる倍率だったそうで、 我が家ははずれでした。(がっくり) 晴れたら、またベランダで小さな観望会をすることにいたしましょう…。
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21日南阿蘇のひとコマ、書いています。→ こちら♪
22日〜26日分は、またのちほど…。
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