ひとコマ
何気ない日常のひとコマ

2003年08月22日(金) 土の感触 ー旅2日目ー(8/30記)

美味しい朝食をいただいた後、ペンションが持つ畑に出かけました。
そこで娘はとうもろこしを収穫。
彼女はおばあちゃんとJunchan(伯父のこと…←彼女はこう呼んでいる、笑)
へのお土産にと、2本のとうもろこしをもぎました。

さて、とうもろこしを持って、
熊本市内に向けて出発。
義兄の新しいマンションに無事到着しました。
ここからは熊本城が見えます…。

少し休憩ののち、今度は5人で再び阿蘇に向けて出発。
向かったのは西原村の「俵山交流館 萠の里」。
ここで陶芸体験が出来るということで行ってみましたら、
今は、そこから車で3分程行った「窯元 天(SORA)」でやっているとのこと。
そちらへと向かいました。

陶芸は湯飲みコースとお皿コースがありました。
娘にどちらにする?と聞くと「お皿にする」とのこと。
そこで私と娘がお皿、後の3人は湯飲みを作ることになりました。

お皿を作る場合、まず、土をまぁるく丸めます。
それから手でとんとんとたたきながらのばしていきます。
自分がどんな形に作りたいかをイメージしながら
とんとん、とんとん…。
ある程度たたいたら、今度は裏返して、
また、とんとん、とんとん…。

娘は丸皿、私は楕円皿にしました。
手でのばした後、さらに棒でのばします。
そして形を整えた後、
皿のふちを立てて行き来ます。
(うーん、これがなかなかむずかしい。)
その後、ふちがざらざらしないように
スポンジでなめらかにします。

…皆、土をいじっている間、黙々と作業…
土の感触が手に心地よく、
気持ちがそれに集中していくのでした。
(あ、娘一人、にぎやかでしたけれど…笑。)

形が整ったら、次は絵付けです。
娘は「うさぎちゃんを描こう!」と
さささっとふでを動かしました。
娘があまりにもいさぎよく絵を大胆に(笑)描いていくのに対し、
大人はうーんと考え込んでしまうありさま。
あんなふうに、大胆にのびやかぁ〜に筆を動かせるのは
子どもの特権ですね…。
焼き上がりまで、約1か月半かかるとのこと。
どんなふうに焼き上がってくるのか楽しみです。^-^

窯元を後にして、俵山を越え、
向かったのは今日の宿泊先の「久住高原荘」。
ここは少し前に改装され、とてもきれいな国民宿舎です。
背後の山からは美しい小鳥の鳴き声、
静かでおだやかな時が流れる処…。

温泉好きな娘、
露天風呂があってよかったね。(^-^)



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