ひとコマ
何気ない日常のひとコマ

2003年08月09日(土) 種の中の宇宙/涼風至

台風が少し涼しさを運んできました。

そういえば、きのうが立秋。

歳時記カレンダーの今日の日付けのところには

「涼風至」とあります。

まさに今日は、ちょっぴり秋を感じさせる涼しげな風が

窓から入り込んでくるのでした。


さて、昨日から娘が観察していたのは、これです↓



これ、

何だか、わかりますでしょうか?

何かの種を横に切ってみた断面図です。


正解は、朝顔の種。

まだ出来たばかりの緑の種を切ってみると

こんなふうに

次の世代が収納されているところが、

よく観察出来るのでした。




次に種を縦に割ってみて、中味を出してみると…、

小さなぱっぱがちぢれた形でおさまっているんです。

他にも、ねっこになる部分、

それから、これが栄養分(?)と思われる白い部分とが

あの小さな種の中におさまっていたのですから、

ちょっと感動してしまいました。


今日は、茶色くなった種を収穫して、

すっかり黒くなった種を取り出しました。

そして、中を割ってみると、

乾燥した状態になっていて、

葉っぱのいろも黄土色になってしまっています。

ほぅ…、種って乾物のようなものなんですねぇ。

これを水にもどすと

(ちょっと違う!?…笑)

黄土色の葉っぱが、あの双葉として蘇るんですもの。

植物って、不思議です…。


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こんやは少しふっくらしかけてきたお月さん。

白く明るく輝いています。

…と、雲がかかりはじめました。

すると、美しい虹色の環が出来ました。




「暈(かさ)」を見るのは、久しぶりです。

この写真ではわかりずらいのですが、

ほぅ…と、うっとりながめたくなってしまう

美しい虹色の環です。

今夜は、ベランダに天体望遠鏡を出し、

NHKジュニアスペシャル「最新宇宙論」を横目で見つつ(笑)、

3人でお月さんの表情を望遠鏡で観察したり、

直接、美しい虹色の環の様子をながめたりして、

食後の楽しいひとときを過ごしました。^-^



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