難波の高島屋で開催中の「星野道夫の宇宙」展に行ってきました。
入ってすぐに迎えてくれたのは、ホッキョクグマたち。
その毛並みの美しさ、そしてクマたちの表情に魅入られてしまいました。
そして、まだ臍の緒がついている産まれてまもない
タテゴトアザラシの赤ちゃん…。
写真のひとつひとつに、物語があります。
人間もまた、この自然のなかの一部であるということ…
それを忘れてはいけない…と、ふと我にかえる思い。
クマたちと一緒に川辺にいるユリカモメたちに目がとまりました。
彼等がもしかしたら京都に渡ってきているのかもしれない…。
彼等はこんな大自然のなかから渡って来て、
人や車の多い環境のなかで、
何を思いながら、ひと冬を過ごしているのでしょう…。
懐かしい光景を思い出させる写真がありました。
南東アラスカのクジラの姿、
それにPuffin(ツノメドリ)たち。
私がニューファンウンドランド島の海で出会った風景を思い出します。
Puffinは、ゼンマイ仕掛けのように飛ぶ姿が
あまりにもおかしくって、かわいくって、
とても愛着を持ってしまった想い出の鳥なのです。
アラスカとニューファウンドランド、
大陸をまたいで離れた海であるけれども、とても雰囲気が似ている。
またあの風景の中にもどってみたい…
そんな気持ちがふつふつと写真を見ながら沸き上がってくるのでした。
いつか、娘を連れて行ってみたいな。
持ち帰った図録をながめている娘、
彼女が一番お気に召したのは…、ふふっ。
ルピナスの前で、口いっぱいに木の実をほうばっているリスの写真。
それから、ナキウサギとイイズナ。
やっぱり小動物が好きなんだよね…。
8月に京都でまた開催されるから、その時は一緒に見に行こうね!
(8/14ー26 大丸京都ミュージアムにて開催予定です。)
←6/9の「ひとコマ」も書いてます。
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