ひとコマ
何気ない日常のひとコマ

2003年05月03日(土) 小さな観察会 / ミソサザイ

今日はとてもいいお天気です!

お弁当を持って、

「朽木村いきものふれあいの里」へと出かけました。

八瀬から大原に向かう道沿いには、

ところどころ紫色の藤が、山にアクセントを添えます。

大原を抜けるまで、

道は混んでいましたが、

車窓からの美しい緑が気持ちをなごませてくれました。

途中を抜けると、

山は緑色の微妙なグラディエーションを奏でます。

道沿いにはいたるところでシャガが咲き乱れていました。


「朽木村いきものふれあいの里」では、

1時半から「小さな観察会」があり、

森の案内人と、

センター周辺の自然ウォッチングに出かけます。

まずは、日本古来のたんぽぽと西洋たんぽぽの違いのお話、

それからトチノキのお話を聞いた後、

森の中の生き物達の形跡を求めて、歩きはじめました。

気がつくと、娘はガイドのお姉さんとちゃっかり手をつないで、

いろんなお話をしながら歩いています。

(↑一番いいポジションを確保するあたり、抜け目ないです…。

そして、なぞなぞなどを出して、

新米ガイドのお姉さんを困らせている娘…苦笑。)

途中、松ぼっくりがたくさん落ちている道では、

りすの食べた形跡をさがしました。

あ! あった、ありました♪




ほら、右のふたつ、かさがすっかりないでしょう…うふふっ♪

これがりすがかじった後なんです。

この松ぼっくりを見ていたら、

『りすのパナシ』(童話館出版)の中で、

パナシがモミの実をかじっているシーンを思い出しました。(^-^)


その他にも、鹿が食べちゃった笹の葉とか、

熊の爪の後とか、けもの道とか、オオイワカガミの花とか、

おたまじゃくしのおなかのうずのこととか…

(あのうずはおたまじゃくしの腸が見えているんですって♪)

いろいろと教えていただきました。


吊り橋からは、美しい山々の景色…

色々な緑色が折り重なりあい、

谷を渡ってくる風が、心地よく頬をなでます。

小鳥達のさえずりが青空に溶け込んで行きました…。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

最近、家のまわりで、高らかな声でさえずる小鳥がいます。

とても楽し気な歌声で、気になっていたのです。

今日、その同じさえずりを森の中で聞いたので、

案内人の方に「あの鳥はなんでしょうか?」とお尋ねしたところ、

「ミソサザイ」と教えていただきました。

そうなんだ…!

あの楽しそうなさえずり、あれが「ミソサザイ」だったんですねぇ…♪

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自然ウォッチングを楽しんだ後、

娘と一緒に連れて行ったお友達は、

「鳥の目セミの目」という櫓で、お家ごっこを興じはじめました。

(ほとんど二人の貸しきり状態でした…この場所。)

ふふっ、これ、本当にお家ごっこするには

絶好な所よねぇ…ふふっ、楽しそう ♪


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