ひとコマ
何気ない日常のひとコマ

2003年04月29日(火) 娘の桜の木

先日、小学校の「せいかつ」の時間に、

比叡山の麓にあります砂防ダムへ出向き、

自分の木をひとつ決め、観察スケッチを描いて来た娘。

今日は、娘の案内で、娘の桜の木を見に出かけました。

湿度が高くて、蒸し暑いお天気です。

家並みが途絶え、山道にさしかかると木々の木陰になり、

少し涼しくなりました。

林からは、さまざまな小鳥のさえずる声が聞こえてきます…。

うーん、でも何と言う鳥か…というところまで、わからない。

あの美しい声の持ち主は、一体なんという鳥なんだろう…。

(野鳥の観察会に一度、参加してみようと思う今日この頃。)

少し行くと、音羽川のほとりに、キセキレイがいました。

しっぽをチョコチョコと振っている姿がとても可愛らしい。

娘がその姿をまねして、お尻を振って、笑わせてくれました。


砂防ダムに到着し、娘の桜の木を教えてもらいました。

少し小振りな桜の木…。

他の大きな桜の木の蔭になりながも、なんとかがんばっている…

そんな木でした。




数週間前、娘が描いたスケッチには、花が咲いていましたが、

今はこんなに青々とした葉っぱが輝く季節♪

自分の木の観察は、あと夏・秋・冬と3回来るそうです。

自分の木の季節のうつろいを、

しっかりと感じ取って欲しいなぁと思いながら、

まぶしい新緑を心に刻みました。


その後、カエルとサワガニがいた!という場所へ

案内してくれました。



あ、いたいた! トノサマガエル♪

でもなんだかまだ眠そうなお顔なんです、このカエルちゃん、笑。

今日はこんなに暑いのに…!


それから、

めぼしい石をめくると…

サワガニが2匹、チョコチョコチチョコ…

「おや!隠れ家がなくなった!」とでも言いたげに、

あわてて移動していきます。

一匹を手にのせてみました。



まだ、子どものカニです。

親ガニより少し色が薄めだったね…♪


河原にはところどころ、ヘビイチゴが黄色い花を咲かせていました。

じっと花を見つめていた娘、

「あ、このお花は花びらが6枚だね。」

娘の花に対する視点はどうやらそういうことらしい…。



帰ってくると、疲れていたのか、

それとも風邪ぎみだったせいか、

4時から眠りはじめた娘…、結局、翌朝の6時半まで

14時間以上も眠り続けたのでした。







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