ひとコマ
何気ない日常のひとコマ

2002年09月23日(月) とのさまバッタ

お昼を急に外で食べることにしました。

3人で自転車に乗って出かけます。

日ざしがやわらかい…自転車に乗って風を切るのが心地よい季節。

こうして気ままにうろうろ出来ることの幸せ。


高野川沿いを下って行き、

北大路橋を少し下った亀石のところで休憩しました。

見ると、大きな「とのさまバッタ」がいます。

「ゆうちゃん、ほら! とのさまバッタがいるよ!」

つかまえようとすると、敏感にこちらのことを察知して飛びます。

しかし、このバッタちゃん、何も考えずに飛んでいるのか、

飛び上がっては、何度も、止めてある我々の自転車にぶちあたっています。

ぶぶぶっ。

ちょっとバッタさん、周りをよく見て飛びなさいよ。

その後、バッタは障害物のない方へと10m程飛んで行きました。

へえ、結構、飛べるものなのですねぇ。

きっと先程、私が笑ったので、怒っちゃったのかもしれません…。

その後、河原におりると砂地のところで、

今度は、とのさまバッタのランデブーに出会いました。

大きなメスの上に小さなオスがのって、

どうやら砂地に卵を産みつけている様子…。

じゃまをしてはいけないと、そぉっと観察。

しばらく見ていましたが、

卵を産む瞬間は見ることが出来ませんでした、う〜ん残念。


娘はいつのまにやら、サンダルで川に入っていました。

今日の高野川の水は透明でとてもきれい。

チョウトンボがひらひらと、せせらぎの上を飛び交っています。

しばらく魚たちの泳ぐ姿を見つめたり、亀石を渡って遊んでいましたが、

雨が降ってきたので、近くの図書館に駈け込みました。

南の空は晴れているのに…

まだ時雨れるにはちと早い季節ですよ、お天道様。




夕食を食べて、少し休憩していると

東の空に「立待月」がのぼってきました。

今宵は「月の頃」にふさわしく、とてもながめのよい月。

曇ることもなく、銀色の光を煌々と放っています。

双眼鏡を取り出して、お月さんの表情をじっくりと観察しました。



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