ひとコマ
何気ない日常のひとコマ

2002年08月25日(日) 夏祭りの後で

お向かいの公園で、今夜は夏祭りがあります。

「こんやはゆかたをきたい!」

娘のリクエストにこたえ、いったんしまいこんだ浴衣を取り出しました。

「う〜ん、やっぱりこの浴衣、ずいぶんと小さくなったなぁ…」

日々の中ではあまり気がつかない背丈の成長も、

こうして浴衣に袖を通すと、はっとします。

7月に着せた時よりも、また少し娘は大きくなったような気がしたのでした。


さて、お祭りに行くと、娘は決まって、かき氷を所望。

風が肌寒く感じる今夜…かき氷も、もう食べ納めです。


少し行くのが遅くて、ビンゴゲームのカードがもう売り切れでした。

仕方がないので、「お家に帰って3人でゲームをしてあそぼ」

と娘をなだめて、家に帰り、

最近、はまっているHABA社の缶入りリトルゲーム「黒猫ペーター」を

3人でいたしました。




カードが33枚入っています。

動物さんの上半身と下半身を合わせて行くゲームです。

1枚、鉛筆を片手にもった黒猫が、所謂「ババ」です。

娘は、黒猫をひくと、すぐに「あ〜あ」と言って、

ポーカーフェイスになりきれないところが、笑えます。

そして負けた人の手に、勝った人が、

付録でついていたフェイスペイント用の鉛筆で×印をつけます。

本当は鼻の頭を黒く塗るのですが…ちょっと抵抗があって(笑)

手に印をつけることにしたのです。

「ババ抜き」ならぬ「黒猫抜き」の後、

「ジジ抜き」をやって、その後、このカードで神経衰弱をしました。

で、黒猫を引くと、

カードをぐちゃぐちゃ〜っと、シャッフルすることに。

これには、もう3人で大騒ぎ!

だってねぇ…せっかく覚えたカードの場所が

振り出しにもどっちゃうんですもん。

あ〜、おもしろかった!


さて…ひとしきりカードゲームで遊んだ後、絵本を読み、

さあ、「おやすみなさい」と明かりを消しましたら、

突然、娘がジタバタと暴れ出しました。

「あ〜〜〜〜っ、ゆうちゃんはビンゴゲームがしたかったのにぃ!」

大声で泣き叫んで、ふとんや枕にバンバンと当り散らしています。

おおっ、ここまで娘が荒れるのは久しぶり。

しばらく「よしよし、来年は早く行こうね」などと、

なぐさめていましたが、いっこうにおさまりそうにありません。

はぁ…。


仕方がないので、私がメモ用紙で、ビンゴゲームを作りました。

それから、また3人でビンゴゲーム。

すると、うまい具合に娘が一番に「ビンゴ!」となりました。

ちょうど、まだ娘には見せていなかったハウステンボス限定の

ミッフィーちゃんのノートがあったので、

「はい、賞品はこちらで〜す!」と渡すと、本当に嬉しそうな顔!


時間はもう10時半…

窓から、立待月が「おや、まだおきているのかい?」と、

やわらかな黄色の光で微笑んでいます。

娘はやっとやすらかな気持ちで、眠りにつくことが出来たのでした。

おやすみなさい♪ いい夢見てね…。

ほっ


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