ひとコマ
何気ない日常のひとコマ

2002年08月16日(金) 初対局/五山の送り火

本日、ひとり遊びに飽きて、退屈しきっていた娘…

お昼過ぎに約束を取り付けて、

Tちゃんのおうちへと向かいました。

かばんには「ヒカルの碁 囲碁スターターBOX」を入れて。(笑)


さて、Tちゃんちに着く早々、娘は9路盤を取り出し、

「ねぇ、Tちゃん! 囲碁やろうよ!」と

対局を申し込みました。

そして、Tちゃんのパパが見守る中、

娘(5歳) 対 Tちゃん(もうすぐ5歳)の

勝負がはじまりました。


最初、娘はTちゃんにいきなり2つ石を取られてしまいました。

おぉっ、Tちゃん、強し!

娘は、石をとられてもめげずに、

とりあえず、あちこちに石を置いていきます。

Tちゃんは、とりあえず石をつなげて置いていきます。


娘「Tちゃん、碁石はこうやって持つのよ。」

(と言って、碁石を指にはさんだ手を差し出す。)

Tちゃん「ぼくだって、ほら、じょうずだもん!」

(Tちゃんも負けじと、ポーズを決める。)

…まずは、形から入る二人…(笑)


      パチッ パチッ パチッ ……


思いのほか、勝負は長引き、三段格のTちゃんのパパに

「う〜ん、ようわからん展開や。」と言わしめる二人。(笑)

結局、×目差(あ〜、いくつか忘れた!)で、

娘が勝ちました。

それにしてもよかったね〜、対戦相手が出来て!(^-^)

囲碁はライバルが居てこそ、上達するものだし、ほほっ。

あ、今頃、Tちゃんは、

パパの特訓を受けているやもしれませぬ…。

(う〜ん、その光景が目に浮かぶ…笑。)

娘も、仕事から帰ってきたパパに、

「パパ! 今日はTちゃんと囲碁をやった。

ゆうちゃん、もっと囲碁をやりたい!」と

やる気満々なのでした。
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今夜は「五山の送り火」

8時になると、まず「大」の字が点火されました。

部屋のあかりを消して、ベランダで「大」の火を眺めます。

ご先祖様を見送る火…

少し離れている我が家からも、

そのオレンジ色の炎のゆらめきを感じます。

その炎を見ていますと、

次第におごそかな気持ちになるのでした。

その後、家を出て、北山通を歩いて行き、

ちょうど山の真下あたりで「法」の字を見ました。

娘にも「ゆうちゃんのおじいちゃんやご先祖様に

ごあいさつして、お見送りしようね」と申しました。

娘はどこまで意味がわかったのか、不明ですが、

おじいちゃんも孫に見送ってもらって、

天の上で、喜んでいるかもしれません。


今夜はところどころで「リリリリリ」と

コオロギの声が聞こえます。

「五山の送り火」が過ぎると、いよいよ夏も終盤。

あんなに暑い夏は早く過ぎ去って欲しいと思っているのに、

夏の過ぎ去る足音を聞くと、

どこかしら寂しくて、まだ去らずにいて欲しいと

勝手なことをおもうのでした。

(それに、まだバザーの作品も仕上げていないし…

夏休みの宿題を仕上げてなくて焦っている気分…苦笑。)


帰りに久しぶりに「papajon's」に立ち寄りました。

娘は「ニューヨークチーズケーキ」

パパは「コロナビール」

私は「チョコロチーノ」というのをいただきました。

チョコと生クリームの入ったラテ。

おいしゅうございました。



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