ひとコマ
何気ない日常のひとコマ

2002年08月07日(水) 旅の思い出<その2>〜海を渡る風〜

ホテルをチェックアウトした後、

もう一度、ステンドグラス越しにうつる美しい光が見たくて、

大浦天主堂へと出向きました。

さあ出発というときになって、再びざぁ〜!っとすごい雨。

しばらくホテルで雨宿りしていましたら、

晴れ間が見えてきました。

本当に長崎のお天気は、きまぐれです。

大浦天主堂に入りますと、

今朝は東の窓から投影された光の模様が、

床にうつっています。

そして、やはり雲の動きとともに、

そのステンドグラスの色が、

はっきりと映ったり、ぼやけたりするのでした。



大浦天主堂の前にありますお店で、

きのう食べ損ねた「ザボンソフトクリーム」と、

「ザボンジュース」をいただきました。

「ザボンジュース」がさっぱりとしていて美味♪

…と、ふたたび雨が降り出しました。

お日さまは、雲の中を出たり入ったりとお忙しいご様子。

さきほどは、天主堂では出ていてくれてよかった…



お昼すぎにレンタカーを返し、

ハウステンボスまでは、船で行くことにしました。

ふだん、鉢の中のような街に住んでいるゆえ、

大村湾をのぞむ風景は、とても空が広く感じます。

船の甲板にあがりますと、

海からの風がとても心地よく感じました。

長崎の気温は摂氏30℃、かたや京都は37℃…。

この気温の差は、海から渡る風がもたらしているのでしょうか。

目を閉じると、

自分が海を渡る風に、

乗っているような気持ちになります。

船が波を切る音を感じながら、

一路ハウステンボスへ…。




ハウステンボスに船がつきますと、

まるで外国の波止場に入港したような趣です。

ホテルは「フォレストヴィラ」というコテージタイプ。

1階にリビング、2階にベッドルームが2部屋あります。

ベッドルームは屋根裏部屋のように、

少し天井が傾斜していて、

まるでグリンゲイブルズのアンになったよう…。




コテージのテラスに遊びにきたすずめ♪




街路樹には、マロニエが植えられてあり、

見上げると、大きな実がなっているのが見えます。

ベスコフの『どんぐりぼうやのぼうけん』(童話館出版)の

マロニエの子どもたちが出てきそうです。(^-^)





マロニエの子どもたちは見つけられなかったけれど、

ツクツクボウシが遊びに来ていました♪



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