兎に角日記
三日に一度は兎に角と書いてしまう。

2015年09月25日(金) 公園

先日二人は、彼岸の墓参りの際、とにかく靴を履くは履いてみました。
どうも家の中で新しい靴を下ろすことに抵抗がある私は、室内で少し練習してから、と言うのが嫌だったんですね。
そうしたら、海子は一歩も動けず(もともと歩けない)、海夫は靴の重さと感触が気になって足元に蹲る、という結果に終わり、結局抱っこでした。
それでも、車から降ろしたちょっとの間、車に手を付いて立っていてもらったりできるだけですっごく楽。びっくりするほど楽。

なので、一昨日は近所の公園にデビューしました。
かなり広めの公園で、なだらかな丘と野外ステージと、遊具と木陰と芝生があるのですが、着いたとたんに金木犀の香りがふわりと漂ってきて、一気にテンションアップしました。まだまだ3分咲きと言う感じでしたが、引きこもりがちな今日この頃、満開の時期にまた外に出られるとも限らないですし。
なので、公園に行ってもベンチにつかまる程度で何もできないかなと思ったら。
海子、芝生の丘をぐるーっと大きく一周(ハイハイで)、戻ってこない。
海夫、芝生の中に埋まっている上水栓の蓋に夢中。動かない。

いやそこ、普通逆でしょ!
海夫お前歩けるでしょ! と突っ込む。

しかし海子はもう一度大きく一周した後、私が帽子を取りに荷物を置いたシートへ戻ったら、それだけで怖くなってしまったらしく、後は張り付いて離れなくなってしまいました。少し眠くなってきたのもあったと思いますが。

そして海夫はといえば。
その後、公園って広いんだ、と言うことに気づいたのか、いや、歩く歩く。
というか、走る走る。
丘があったことで、下り方面にだけどんどん行ってしまう。
あー、あれ、あれ? あれれー? というくらいに凄いスピード。
あんたそんなに歩けたの? ねぇ歩けたの?

すっごく嬉しそう。
下り切ったらまた丘の上に連れ戻してやると、いろんな方向に歩いていく。

他にも家族連れが一杯いて、テントを張ってくつろいでいたり、子供がボール投げをしているのですが、興味がある方へどんどん歩いて行ってしまう。

旦那も海夫にくっついて歩いていて、空は青くて芝生は緑で、木は生い茂っていて、子供はよちよち歩きで、手元には海子がいてシートに座って凄く気持ちいい風が吹いていて、なんていうか絵に描いたような午後の公園でした。

……外って気持ちいいなぁ……。

でも。

一人で二人見るのは。

海子が歩けるようになったとして、少しの間なら一緒に居られるかも。
でも、こんなにどんどん違う場所へ歩いて行って、しかも早いということは。
なんとかなるかもしれないけど、死ぬほど疲れるだろうな……できるかな、としみじみ思った午後でした。

***

海子は下の向かって左二番目の歯が生えてきました。
海夫は同じく右二番目の歯茎に白いものが見えています。

海子は指しゃぶりがすごく激しいです。
海夫は私の眼鏡を執拗に狙ってきます。

海子は「いないいないばぁ」のオープニングソング、「ばあ」の掛け声とともに「あ”−!!」という奇声をあげるようになりました。ばあ、の意味がしっかり分かっているようです。
海夫は海子におもちゃを投げつけるのがブーム。「ぽい」と自分で言えます。ただ、投げつけはいけないと年中叱られてます。


三人で一緒にお風呂に入る機会も少しずつ増えました。
風呂場で転ぶのが一番心配です。
でも、一人で部屋に待たせているのも同じことかなと。



今日は海夫が一秒ほど湯船の中に沈みましたが、何でもない顔で掬い上げてアヒルを持たせたら、泣きそうになったのを一瞬で忘れました。
海子はどうだろう、そういったアクシデントを忘れないタイプみたいなので、お風呂が嫌いにならないといいんですが。



では、また。



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