兎に角日記
三日に一度は兎に角と書いてしまう。

2012年03月06日(火) 美女と野獣・森は生きている / ダグエリUP

お昼の「ヒルナンデス!」という番組で、いとうあさこが劇団四季の美女と野獣の舞台に挑戦していて、今日が最終回でした。

テストに不合格になったりその後合格したり、腰を痛めたりしながら、ベル役として舞台に立ったのを見たら、感動して泣きながら見てました。
もともと、美女と野獣が好きなので、音楽聞くだけで泣けてくるんで条件反射だったかもしれませんが。

ああ、久しぶりにディスニーのアニメみたいなぁ。
プラネタリウムみたいな広間で踊るところがやっぱり一番好き。
音楽が盛り上がって、ぶわっと回転する感じのカメラワークから、滑り踊り出るところがたまんないです。
あれを観るために美女と野獣のアニメを見るのです。

四季の美女と野獣は、いつか絶対見に行きたいです。
その時にはお金に糸目をつけず、前の方で見たい!!
……貯金しよう。

ミュージカルを初めて小学生の時に見た時の演目は、「森は生きている」でした。すごく印象が強くて、そのあともことあるごとに原作の脚本を買ってみたり、原作を買ってみたり、絵本を集めてみたり。
また、きれいなんですよ。絵本が。


森は生きている(12月<つき>の精)あらすじ

継母と継姉と暮らしている少女が、ある年の最後の日、雪の中森に薪を取りにやられます。
凍え死にかけたところを、12月の精たちが、年代わりの火にあたらせてくれます。彼らは彼女に1月から12月がめぐるのを見せてくれます。
別れ際、4月の若者が彼女に指輪をくれる。
そして、どうしてもダメなときにはこの指輪を水か雪の中に投げ込んで、こう言いなさい、という。


   ころがれ、ころがれ、指輪よ
   春の玄関口へ
   夏の軒場(のきば)へ
   秋の高殿(たかどの)へ
   そして、冬の絨毯の上を
   新しい年の焚火をさして!


春にしか咲かないマツユキソウをもって家に戻った女の子の継母と継姉は、その花を女王のところに持っていきます。
すると、女王は籠一杯のマツユキソウをとってきたらそのかごいっぱいに金貨を上げる、という。
女の子はマツユキソウの場所を言うように、継母と姉からきつく言われても口を割りません。
しかも、指輪は継姉にとられてしまいます。

マツユキソウを取ってきたら指輪を返してあげるといわれた少女は、また雪の森へ出かけます。けれど、継母は姉にこっそり跡をつけさせ、姉の結んだリボンを頼りに、継母と女王と、その臣下たちも森へ入ります。

12月の精のことは黙っているようにと言われた少女は、ただ森の中で歩いているだけ。
それでも、跡をつけてきた姉に気づきます。
言い争う間に、女王がそこに到着し、姉が取り上げた指輪を、さらに取り上げて言います。

「マツユキソウの咲く場所に連れて行かないと、この指輪を投げるよ」

雪の中に投げられた指輪。
少女は叫びます。

   ころがれ、ころがれ、指輪よ
   春の玄関口へ
   夏の軒場(のきば)へ
   秋の高殿(たかどの)へ
   そして、冬の絨毯の上を
   新しい年の焚火をさして!


すると凍えるほど寒かった季節が春に、夏に。
マツユキソウを見た女王も継母も従者たちも、毛皮のコートを脱いで世転びますが、すぐに秋になり冬になり。
大嵐と雪に凍える継母と姉に、12月の精がやって来て、なにかほしいかと尋ねる。
継母と姉が「犬の毛皮でもいいから貸して」というと、犬の毛でできた服を着た二人は、犬になってしまう。
一方何とか12月の精たちの集まる焚き火までたどり着いた女王と従者は、12月の精たちと焚き火を囲む少女に気づく。
「金貨や毛皮を上げるから、その火にあたらせて」という女王に、少女は何ももらわずに席をゆずる。
お金でしか人にものを頼んだことのなかった女王は、人に頭を下げて物を頼む、問ことを学ぶ。

…という話。


結構勧善懲悪な話なんですが、女王のわがままな所が、いわゆるツンデレでいいのです。ツンなのにやけに素直なところがあったり。
結構、かわいいのです。

昔読んでいた時には、少女と4月の精のことばかり気になってましたが、今は、女王あってこそのこの話なんだなぁと思います。


もう一度見たいなぁ。
ずっと劇団四季の演目だと思っていたんですが、どうも違うらしいんです。
どこの劇団のものだったんだろう…今はもうわかりません。

ネットで見る限り、有名な「こんにゃく座」のものではないみたい。
なるべく原作に忠実な、メッセージを残した舞台がみたいなと思う。
劇団仲間」かなぁ。児童書を基にした演劇をたくさんやっているようなので、すごく見に行きたいです。岡田淳原作の「ドラゴンハンター」なんて他では見られないよ、見たいよ、観たいよ!

まぁ、岡田淳なら、「ようこそおまけの時間へ」とかのほうが好きなんですけども。

***

ダグエリは一作UP
とうとう武闘大会です。
ダグエリアー(er)の一大イベント。
書いててとっても楽しかったです。
明日は後編をUP。


上の記事書いてて、森は生きているでダグエリやりたくなっちゃいました…。


では、また明日。





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