兎に角日記
三日に一度は兎に角と書いてしまう。

2005年02月26日(土) スタレビのライブ「AQUA」に行った

数年ぶりにスタレビのライブに行った。中野サンプラザでした。
友人が、なんと一列目のチケットをゲットし、たまたま一緒に行くはずだった人の予定が立たなくなったので、どうか? と声をかけてくれたからだ。
そんなわけでメンバーは、つま恋100曲ライブのときの三人となった。

目が悪いのもあって、ライブに行ってもほとんど出演者たちの表情やセットの細部など見えていなかったのが今までだったけれど、今回は本当にいい席で、セット内容も昔の曲が多く、ほとんど空で歌えるものばかりだったのもあったし、どうも、今回のライブは凄く盛り上がりがあったみたいで、楽しめましたよ。
今回は「AQUA」ということで、バックスクリーンに青い地球、茶色い荒野、緑の大地、流れる水、みたいなオープニングから始まりました。

 1.Find My Way
   (割と最近の、はじめのアカペラハーモニーが綺麗な一曲。実力派だなと思う)
 2.メビウスの瞳
   (初期メンバー三谷さんのサウンドが色濃い。後半につれて盛り上がっていく透明さが好き)
 3.RUNNING
   (仕事や生活にちょっと疲れているときに聞くと、前向きさがかえってつらい。
    今何かに立ち向かえる力が自分にあるのか、といつも思わせられる)
 4.木蓮の涙
   (スタレビにハマったきっかけの曲。ラジオで流れていて一聞き惚れの
    後、死ぬほど探してスタレビを知った、中学生の頃。ベースの柿沼
    さんの曲。スタレビの曲のなかではいつも、柿沼さんの作る曲が
    好きだ。好きな人に先立たれる歌だけど、どういうきっかけで書いた
    んだろうね。
    
   「会いたくて会いたくて/この胸のささやきが/あなたを探している〜」
    ぽんぽんぽん、とテンポが上がっていくところに引き込まれ
   「あなたはうそつきだね/私を置き去りに〜」
    で、どっと涙が出て
   「いとしさの花かご/抱えては微笑んだ〜」
    思い出とか、懐かしみとか、いとおしさを感じてさらにグっときたりする。

    昔から好みの手中エーションは変わってないって事か。
    最近佐藤竹善Withコブクロでカヴァーされたそうで、そっち聞いてみたいです。
    ついでにスタレビブレイクしないかなぁ<無理?)

 5.ふたり
   (友人が凄く気に入っている曲。これも柿沼さんの曲。
    もし友人が結婚するなら、結婚式で歌うなりなんなりしてやりたい)
 6.Baby, It's You
   (ちょっと照れくさいほどラブソング。
    君のためならあの星さえも手に入れてあげるよ、みたいな。
    聞いていて、今やってるPBCのお相手を思い出すワタシ。末期。)
 7.南風吹く丘で
   (友人限定で着メロにしてる曲。今回久しぶりにライブに行って、
    スタレビいいなぁ、と思ったため、もうちょっと着メロほしいなと
    思いました)    
 8.本日のスープ
   (コーラスはみんなで。という楽しい曲。大泉洋さんバージョンは
    アルバムには入らないらしくて残念だけど。)
 9.明日へ
   (あまり知らない曲でした。柿沼さんが歌うのだけど、
    綺麗な声であまり聞き取れませんでした。残念)
10.蛍
   (これもあまり知らない曲。夏向きだよねといいながら歌ってた)
11.Thank You
   (これもだよ‥‥全体に曲数が多くて、知らない曲が混じっていても平気なのと、
    曲調が体にしみこんでいるので、十分楽しませてもらってますが、この曲
    自体は結構古いです。)
12.何やってんだろう
   (自分へ問いかけ型の曲。なにやってんだろうと思いつつ、何をしたいのかなと考えたり)
13・もう一度ハーバーライト
   (ゆったり曲調、体を揺らして楽しむべし。「出会えた頃のときめきを」
    思い出しつつ。年季の入ったカップルに聞いていただきたい)
14.もう一度抱きしめて
   (好きな曲のひとつ。別れを体験した女性視点。今聞くと凄く大人なんだけど、
    中学生がカラオケで歌ってたってのはどうよ。恥ずかしいカンジ‥‥)
15.君のすべてが悲しい
   (これも別れの曲。スタレビの曲は一部を除いて全部、夜に聞きたくなりますよ)
16.Average Yellow Band
   (ダンスタイム突入。スタレビファンは踊ったりするほどテンションがそう高くは無いが
    年齢層は割と高いので、セット内容に強弱がはじめからつけられているふうです。
    後は座ってていいよ。と要さん自身が言うし。
    面白い曲が増えてるよ、といわれて先に歌詞を齧り聞きした。どうやらスタレビの
    半生(?)を描いた曲らしく、とてもコミカル。自分たちってそうブレイクもして
    ないけど、息が長いしお客さんとのやりとりや、歌うことを楽しんでいるんだよ、
    っていうスタンスがひしひしと伝わってきます)
17.Baby とりあえずもっと
   (「悪い男じゃないぜ。近づいてきてみなくちゃわからないだろ」っていう歌詞です。
    要さんは決して色男ではない(と思う)から、聞くたびに、ふふっ。と笑ってしまう
    けど、こんなこと書いてごめんなさい)
18.Keep On Rollin'
   (盛り上がってきたところに、重ねてくる。嫌でも盛り上がる。体力なくてもついて
    いこうとする客続出)
19.と・つ・ぜ・ん Fall In Love
   (パーカッションの林さんの、見た目に似合わずカン高いコーラスなしじゃ、きっと
    気持ちよくない曲。今回はどーも、林さんに近かったせいか、ずっと見てたら、
    さすがはパーカッショニストで、腕筋凄。おっしゃんだけど格好いいのよ。
    どんな打楽器でも何でもござれ、ついでにツアーの記録暗記もできる凄いおヒト)
20.ブラックペッパーのたっぷりきいた私のつくったオニオンスライス
   (初めて「レンタルやで借りてきた」アルバムに入っていたお気に入りの一曲。
    カセットテープにダビングして、やっぱりカラオケで歌ってた、ボックスカラオケ
    全盛期の思い出)
21.夢伝説
   (これも借りてきてダビングしたんだと思う。一番歌いこんだお気に入りにしては、
    アルバム持ってない。一番メジャーな曲なんじゃないかな。木蓮がカヴァーされ
    たから、今は違うかもしれないけど、少し上の世代のヒトに聞けばこの曲? て
    言われます。盛り上がっていくカンジがメビウスの瞳と似ているけど、こっちの
    方がよりドラマチック。朝焼けの情景が目に浮かびます)
22.オルフェウスの瞳
   (これはまだ、あまり聞き込んだことの無い曲。しっとりと、落ち着いていく
    カンジに終わりました)


以上、セットリストからだけ。13.14曲目は「月変わりの二曲、二月編」
ほかにも、勿論、お客さんとのコーラスアレンジとか、アコースティックセットで、珍しい楽器(チェンバロとか、アコーディオン、それに、林さんのなんていったか‥‥いすみたいな打楽器)を使った数曲。
それに何より、長くて楽しい、要さんのトークで今回、大笑いさせていただきました。
お客さんを楽しませて一緒に楽しんでという気持ちが伝わってきてあったかくて、きもちいいライブです。

アルバム「LOVE SONGS」は、売り上げ50万枚突破されたそうで、おめでとうございます。10年かけてですけど。ホント、一気にそれだけ売れてたら、話題独占だったのにね(笑)
後は、ウィスキーのCMに、木蓮の涙が使われると発表がありました。
多分、要さんの声って万人に受けるものではないし、若い人にはなおさらなんだろうけど、折角だからこっちの原曲にも注目してね? という感じです。

それから今回は、みんな白装束で。電磁波避けてますとか何とかちょっと乗り遅れた話題が可愛かったです。
根本さんや柿沼さんにばかり目が行ってしまうけど、パーカッション林さん、ドラム寺田さん、キーボード添田さん、アコギの岡崎さん、全員で楽しませていただきましたです。
正メンバではない、添田さんと岡崎さん、これからもずっと一緒にいてくれるのか気になります。


では、また明日。


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