兎に角日記
三日に一度は兎に角と書いてしまう。

2004年08月22日(日) お風呂 / 花火。夏の終わりを感じるね。

何をどうしていたか忘れたが、やっぱり寝る時間がズレはじめて、起きたら昼の12時になってしまった。
昨日の友人と、温泉というか、スーパー銭湯に行く事になって、もそもそ支度して向かう。

長野に居た頃とちがって、温泉は天然じゃないし安くも無いから、あの贅沢な気持ちは味わえないけど、時々こうやって出かける。どの町にもひとつはこういう施設があるもんで、周辺近隣あちらこちら、まだ行った事の無いところに行くのが、ひとつの趣味でもある。


というわけで、今日も新しいところに行ってきたけれど。
朝から何も食べていないので、売店のチャーシューメンの匂いが風呂場まで漂ってくるのに参ってしまった。
どういうわけか、一階は宴会場、食堂になっており、風呂場が二階にあるもんで、開けっ放しのまどから全部ダイレクトに匂ってくるんだよなぁ。
よっぽど食べようかと思ったけれど、家に帰ればお土産でもらった「八戸ラーメン」があるので、我慢した。


温泉のほうは、残念ながらイマイチ。古い施設だったし、温泉の種類とか、脱衣所の綺麗さなどに少々減点。価格もこのあたりにしては高め設定で、二度は行かなくてもイイかなという感じ。

友人とは現地集合、現地解散。おなかが減ったので寄り道しないで帰り、ラーメンにキャベツのみで食べた。
相変わらず冷蔵庫の中は空っぽ。残っているのは、アジの煮付け一枚(真空パック)、鳥腿肉(味付き。ちょっとヤバい気がする)一枚、トマトホール缶一個、卵は1パック(こないだ買った)、ゆでキャベツ1/5.ゆでてないのが1/4。
パスタ、そうめんなどの乾物、パン、米、調味料は別とする。

あなたなら、どうしますか。明日のメニュー。
一ヶ月一万円生活。みたいな。


***
で、家にもどって、漫画でも読むかねなんて思っていたら、また寝てしまい。(布団じゃなく、テーブルで読めばそんな事は無いんだけど)
電話があって目が覚めた。例の酒好きな方の友人が、果物を貰ったからくれるって。種無しブドウと梨をもらった。両方その場で洗って出して、梨は今年始めてなので、東を向いて笑って食った。

この種無しブドウというのが、彼女にしてみれば、いつもの年よりも小さいものだったそうで、本当はもっと大ぶりでもっと美味いんだと連発していた。十分美味いと思ったんだけど、たぶん、もっと美味しいものを食べさせてくれようとしてたんだね。前から「親戚から貰うブドウが美味いんだ」と話してたからなぁ。親戚が作っているというわけじゃあないみたいだけども。

しゃべりつつ食べていると、花火の音がしてきた。
小雨が降っていたが、外に出て川べりまで歩いていく事にした。音がそちらから聞こえてきたから。
時刻は8時30分過ぎ。急がないと終わってしまいそうだったから、小走りに。
関東平野は見晴らしがいい。
川に出ると、見えた。すごく遠かったが、なんと、二箇所!!
同じ日に別の場所で上げてるんだね。空が曇っていたから、光が雲に映って尚見やすくて、もうフィナーレに近いせいかどんどん上げていくもんだから、どっちを見ていいやらで。
どちらもそれなりに規模の大きいものだったらしい。西で上がっていたものが先に終わり、あとはゆっくり、サイクリングロード脇のガードレールに腰を下ろして見た。
あまりに遠いので、光ってから音が届いてくる時間がすごく長い。雷のようだ。といっても、音も他に掻き消されずに届いてくるんだからすごいよね。
ラストの打ち上げがすごくて、へえ、このあたりでもあんなに一杯上げる花火大会があったなんてなぁ。と言い合い。

そして蚊に刺されて帰ってきた。ものすごい吸われようだった……。

「今年の花火ももうこれで見納めかねぇ」
「秋祭りが始まるとまだ、見られるかもね」
「今年は一杯見たな。館林に、諏訪に諏訪の帰り道に、今のと、4回か〜」
「満喫したねぇ」

ホントに満喫したねぇ。今年の夏は夏らしく。
肌寒く、虫の声。
昨日もおとといも書いたけど、ホント秋の始まりだ。

では、また明日。


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