| 2002年11月20日(水) |
突然トルコ料理を作ってみるの巻 |
人間ヒマをしていると何をしでかすか分りませんな〜。
数年前、まだ蒼太さんがぴちぴち社会人だった頃、大阪に遊びに行った。 そうそういける場所ではないので、きちんとガイドブックを買っていった(個人的には恥かしい事の範囲に入る)。そこに乗っていたのがトルコ料理のお店だった。 トルコの飯は美味そうだー。と常々思っていた為と、折角大阪まで来たわけだから、地元では食べられそうにない物を食べようではないかと思ったワケで、そのお店に入ってみた。 丁度その日サービスメニューになっていたのが、何やツボに入った豆とトマトと牛肉の煮込み料理だった。中の牛肉を出した後、T字型の金属ヘラで、ツボの中のトマトとマメをぐちゃぐちゃに潰して食べた覚えが。それにヨーグルトなど掛けてパンかご飯で食べるんである。 美味かった! お店の人が、「コレはこう作るのだ。どんな料理下手でも楽勝で作れるから試してみろ」と言ったため、使われている豆を買ったのだが。 情けない事に、その荷物をどこかに置き忘れて帰ってきてしまった。
すると当然のごとく作る気が失せるわけで、それから数年……。 今年の夏、軽井沢に行ったら、マメの量り売り屋ができていた。蒼太さんは量り売りという言葉に弱い。チョコとかクッキーの量り売りは良くあるが、マメの量り売りは初めて見た。昔なら当たり前の光景かもしれないが、今はスーパーで一袋幾らが普通だからね。 白いんげんマメを買って買ってきた。 けれども、そのマメも台所の隅で長い眠りにつき……。 本日とうとう、日の目を見ることになった。
トマトのホール缶もあるし、たまねぎもジャガイモも、牛肉の塊じゃないけど挽き肉もあるから、あのときの味を再現できるに違いないと思ったのだ。 んが。なにぶん何年も前の話だ。一応調べてからやろうと、ネットサーフィンを始めた。ちょっと寄り道してしまったが、トルコ料理のサイトを見つけた。
上記の、マメを潰しながら食べるものではなかったが、丁度いいのを発見。 クイマル・クルファスリイェ「挽き肉と白いんげんのスープ」である。 マメだけは昨日から水につけておいたから大丈夫。 コレくらいなら食べきれるだろうという量を別のなべで煮つつ、料理に取り掛かる。
インゲンのほかの材料は、バター(トルコ料理はカロリー高そう)たまねぎ 挽き肉 トマトホール缶 スープストック 塩コショウ。 ローリエとか。 覚えていたより具が少ない。やっぱり違う料理なのか。 作るは簡単♪ という事で。バターでたまねぎみじん切りを炒め、挽き肉を炒め、トマトホール缶を放り込み、潰してスープを入れ、その頃になればやや柔らかくなっている白いんげんを入れ塩コショウ。以上!
なんて私好みの料理でしょう(なべ2つで済んだ)。 さて…出来上がりですが……。 うまっ! 久しぶりに食べたせいかなぁ。それとも材料をケチらなかったせいかな(特にバターね) まだなべに残ってますが、アッちゅー間に食べ終わりそうです。後でヨーグルトを買ってきて、混ぜて食べて見ましょ。あのときの味が再現できるかもしれません。
最後に。日ごろ料理を作らない人間は、突然手の込んだものを作ろうと思い立つ事が多く、思い立ったらやらずに入られない上、そこで力尽きてまた次の日から料理をしなくなるという悪循環を持っている。 コレを食べ終わったら、またしばらく、どうでもいいものを食べているに違いありません。
お世話になったHP トゥライのトルコ料理 様 材料の分量など知りたい時は、尋ねてみてください。他にも一杯美味そうな料理が並んでいました。
戦争だのなんだの、言ってるけど。 美味い飯食べてりゃその気なんてなくなると思うが。 …なくなるといいなと思う。 いつかやっぱり、トルコは行ってみたいと思う。
では、また明日。
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