一度くらいは海水浴に行こうと思いつつ、今年の天気は あまりパッとしなかったせいか、気づいたらシーズン終盤。 土曜に阿字ヶ浦で泳いで一泊し 翌日に滝めぐりでもと思っていたが 日曜の方がお天気が良さそうだったので、土日の予定を入れ替えた。
8時に家を出て11時頃、茨城県大子町の袋田の滝。 前に訪れた時は晩秋の夕方だったため人はいないしお土産物屋も 閉まりかけていたし薄暗いし、おまけに滝の水量も少なかったしで 寂しい印象しかなかったのだが、さすがに今回は観光客で賑わっていた。 滝の方も、ここのところ雨量が多かったようで 水量が増えているとのこと。
ついでに近くに“生瀬の滝”というものがあるらしいので そちらも見てくるつもりでいた。
左:袋田の滝。観瀑台では近すぎて、写真に撮ると単に“岩を流れる水”にしかならない。
もうひとつ、水量も多かったせいか眼鏡が水飛沫であっという間に曇る。
右:袋田の滝の観瀑台から吊橋を抜けると生瀬の滝に向かう矢印がある。
行ってみて分かったのだけれど、入口に“片道20分”とあったその道の8割はこんな階段。
月居山へのハイキングコースでもあるので、ミュールの足元にはちょっとキツかった。
左:汗だくで階段を登った先に見えた生瀬の滝は、観瀑台からかなり離れた遠望で
観瀑台も所々木に遮られ、いい滝だと思うのにちょっと残念な感じがする。
右:袋田の滝から車で10分ほどのところにある、月待の滝。
滝裏がちょっとした窪みになっているので、裏側から見ることも可能だし
濡れてもいいサンダルなら、川をざぶざぶ歩き、すぐそばまで行くこともできる。
この日は蒸し暑かったので特に、足元を流れる水がとても心地よかった。
そこから一時間ほど南下し日立市内で一泊。 翌日曜日に阿字ヶ浦へ向かい、さて遊ぼうかと海に入れば 思いのほか水が冷たく“ちょっと出ては入り”の繰り返し。 最初はしゃいで10分以上海の中にいたのだが すっかり指先が冷えて感覚がなくなっていた。
お蔭で海にいた4時間の中、大半はテントで波音を聞きながらの昼寝。
阿字ヶ浦。茨城の海というと波が高い印象があるのだけれど、ここは比較的穏やか。
ただ入ってみると結構潮流が強い感じがするので、見た目に騙されちゃいけないなと思う。
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